Tyga

アースクエイクバードのTygaのレビュー・感想・評価

アースクエイクバード(2019年製作の映画)
3.4
アリシア・ヴィキャンデルの日本語も小林直己の英語(こちらは僕の語学能力的によくわからないけれど)も、自然でまずよかった。
日本語が全然だと、アリシアのキャラクターに信憑性が全く無くなる。
話的には地味っちゃ地味な三角関係のお話だけど、3者とも空中浮遊してるみたいに完全に掴みきれない緩さが興味を引き続けていた。
最後はもうちょっとなんかあっただろ、とは思うけど。

1989年という設定。
ギリギリ携帯電話は庶民のものではなく、テレビは厚いブラウン管で日本はまだ「極東の希望の国」だったという。
正直、お話的にはどこでも行けてたとも思うのだけれども、「1989年の日本」でならこういうお話の舞台にはピッタリだと思った。
今だとどこになるんだろう?
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