アースクエイクバードの作品情報・感想・評価

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「アースクエイクバード」に投稿された感想・評価

ダイラ

ダイラの感想・評価

2.0
東京国際映画祭で鑑賞。

日本人が観て違和感がない、とはとても言えない作品、かなり違和感を覚えた。

例えば、楽器のお稽古のシーン。
大半の日本人はこんなことしないし、和服も着ない。
和服の人をわざわざ登場させるあたりがステレオタイプだと言わざるをえない。

これらは外国人に都合のいい日本人像であり、まだまだ偏見はなくならないのだなと感じた。
Naoki

Naokiの感想・評価

1.3
なんだこれ笑
よくこんな雰囲気だけの映画が作れたもんや。
アリシアヴィキャンデルは本当映画に選ばれない女優…
このエグザイルみたいな変な大根男優は誰やと思ってたらガチのエグザイルだった笑
日本語を話すアリシアヴィキャンデルを観るための映画。
ストーリーそのものはとても曖昧さというか、
不思議さを残しているのが特徴的。
1980年代の東京を舞台にしているせいか、
なんか別のアジアっぽさが混在してるように感じたけど、確かに東京。
この曖昧さとストーリーの不安定さは嫌いじゃない。どこにでも落とし所がつきそう。

もう一回書くけど、
日本語を流暢に話すアリシアヴィキャンデルを観るための映画。

途中で出てくる佐久間良子さんの
着物の着こなしはさすが、と思った。
山本さんの見事な階段落ち

『ブラックレイン』の翻訳を担当する
アリシアさんの日本語結構よかったです

眼の血管がドクドクしてる感じで
涙するシーンが印象的
雰囲気がすごく好き。
久しぶりにハマった。
なんか、言葉にはできないこの共感できる感じ、三角関係、嫉妬心、誰かに死んでほしいって思っちゃって苦しい感じ、なんか人間の汚い部分を巧く表現していた。演技力も素晴らしい、雰囲気がとにかく素敵。ちょっとエロくて哀しくて、でも綺麗で良い映画だった。かなりおすすめ。
2019年322作目

アリシアヴィキャンデルの日本語が上手い。

良く洋画の日本の表現はどこか違和感があって、
役者さんも日本人ではない人がやることも多い中で、
本作はかなり本来の日本を表現してるなと思いました。

撮影が日本なのが大きく起因していると思いますが、
アリシアヴィキャンデルとライリーキーオの、
日本人らしさの演じ分けが良かったなと思いました。
日本在住歴が長いほど日本的な性格になっています。

内容はあまり面白さを感じませんでしたが、
アリシアヴィキャンデルの日本語は貴重ですね。
Saekonico

Saekonicoの感想・評価

2.0
うーん。雰囲気は好きだけど。いまいちなんでみんな死んでいったか、精神疾患の問題なのか、たまたまなのか。何となくすっきりしない。
アリシアの可愛さでプラス2点
物語がヒジョーに弱い為、俳優陣の魅力と日本という舞台に依存したような映画です。

映画の面白さを決定づける最大の要素は脚本ですが、本作はその点において求心力が欠けています。

「男女三角関係のもつれから発生するサスペンス」というのが表面上の物語で、そこに「罪の意識とどのようにして共に生きていくのか」というテーマが被さっています。

ただ、この物語とテーマがいまいちリンクしない為、なんだか骨格の弱い話のように思えてしまうのです。

さらに言えば、展開もかなり物足りないですね。もう二転三転ありそうな段階で終わってしまうので、脚本書いてる途中でやる気無くしたんか?というくらい。サスペンスとしては未完成品のような印象を受けます。

こんな煮え切らない脚本なんですが、それでも最後まで観れてしまうのは、ロケ地、スタッフ、キャストの力ですね。

脚本が弱いから別の構成要素で押し切ろうと、作り手たちは考えたのかもしれません。

舞台となる日本は東京から佐渡島までオリエンタリズムたっぷりに描かれるので外国人にとってはちょっとした観光気分を味わえる感じになっていますね。

そして、本作の格が上がったいちばんの要素は何と言っても、アリシア・ヴィキャンデルちゃんの可愛さですよ。

脚本が弱々しくても、僕が最後まで鑑賞できたのは彼女見たさゆえ。

日本語が上手なアリシアちゃんに萌え、
嫉妬に狂うアリシアちゃんに萌え、
アリシアちゃんを観るだけで2時間の間が持つんですよ、マジで。

演技力は確かな上に、影のある役を演じさせると見事にハマるし、出るだけで作品に「文学っぽい雰囲気」をもたらせる存在だと思いますー。

さて、そんなアリシアちゃんに負けず劣らず、不思議な存在感を見せたのが小林直己。

そう、EXILEのNAOKIです。

この人の役柄がよく分からない設定で、街中でアリシアちゃんをナンパする蕎麦屋の男なんですよ。

よっ!蕎麦ザイル!

その後、アリシアちゃんと濡れ場まで演じており…

全くけしからん。

よっ!濡れザイル!

蕎麦屋なのに、クラブではバッキバキのダンスを披露するというギャップもあり…

このシーンだけは正真正銘のEXILE !!

ま、そんな感じで、物語以外の要素でそこそこ楽しめる映画でしょうかね。
yum

yumの感想・評価

3.7
アリシアの静謐な瞳が多くを語りかけ、静かな演技にものすごく引き込まれた。ストーリーの細かな疑問は彼女の演技が消去してしまい、ラストシーンまで突っ走る。最後の表情に沢山の感情が溢れていて最高だった。
彼女にとっての異国の街で、すごく日本的な嫉妬の感情や、伴う行動が、最高の演技で表現されているのがとにかく新鮮。海外の人が話す流暢な日本語としてもすごい再現ぶり。セリフの意味と感情の起伏と大変だったろうと想像する。

過去から人に心をなかなか許せない彼女と、謎めいたカメラマンの出会い。ゾワッとするミステリアスでサスペンスフルな一瞬もあり、ビジュアル、音楽とも東洋的な魅力に溢れていた。
死につきまとわれる感覚を持つ女性を巡る、数奇なラブストーリーでもあり、スェーデンの森や、東洋のスピリチュアルさも興味深い。

80年代の終わりの日本が舞台の映画を、今のプロダクションが作ろうとしたのが面白い。リドリースコットがらみなのもサービスで良い。
文化詳細どうこうより映像美的センスが勝った。
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