ペコ

プリズンのペコのレビュー・感想・評価

プリズン(1987年製作の映画)
3.5
監獄オカルトB級ホラー。なかなか殺り方&ヲチが派手で面白い◎

この監督さんはマッチョ好きの方なのでしょうか?よく分かりませんが、本作の類い、つまりB級ホラー映画には欠かせない美女がたった1人(しかもNot色気)しか登場せず、その代わりにやたら胸板の厚い男たち、おっさんたちがわちゃわちゃ楽しんでおりました。()

ザックリ説明すると、監獄のクズ所長のトラウマがぶり返し、よく分からないシステムの霊魂による電熱攻撃で、囚人、看守もろともあの世行き、なストーリーです。

ホラー色強め。とにかくわざと照明を落とし、強烈な光源で霊的なものを演出。冒頭の電気イスによる処刑シーンとかマジ不気味。足下にはなぜか水たまり。その波形や水音が心地良くてさらに不気味。

ストーリーはなんてことないんだけど、ゴア描写がとにかく奇天烈。え!ええー!?そうなっちゃうのー?!てな驚きがありました。まあ、なんとなく雰囲気だけ紹介すると。。。熱光線による焼死、有刺鉄線でグルグルからのよく分からないエネルギーによるピストルでバキュン!死体が落下&上昇し、天井突き抜けダイナミック入室!そして、ついに本体ご登場!こいつのテンションが異常に高い!おお、そこまでやってくれるか!と、とにかくポカーンポカーン…( ゚д゚ )←

主人公はイケメンことヴィゴ・モーテンセン☆←芋の中に純然たる輝きを放つケツアゴの良心。(しかもまだ売れる前のヴィゴ)
彼のシャワーシーンあり◎
身体検査では半裸になる。白ブリーフが眩しい◎
とにかく心までイケメン。きっとケツ毛もイケメン◎

あ、そういえば主人公の正体は一体なんだったっけ?全部ラストで放り投げられたような気がするんだけど…気になるなぁ…( ;´Д`)

まあ、所長が最後までとことんクズなのは良かった。目が大きな俳優さんでインパクトも大◎
シナリオは大味だけど、kill描写に独創性と勢いがあったので全然許せる感じ。
ただの切り株スプラッターじゃなくてちょっと度肝を抜かれたwwww
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