ポスターのサイバーなイメージで観ると正直地味な話だった。未知の武器のデザインはいいのになかなか戦ってくれない。など残念に感じてしまった。
ただ、話の大きな骨格として「失いかけていた家族の絆を取り戻す」というのが貫かれているので、見終わってみるとあ、いい映画みたな、という感じ。ただ、SFじゃねえな、という。
サイバー的な要素は武器にしかないし、バトルシーンはそもそも少ない上に未知の武器で早々に決着が着いてしまう、またSF的な要素も示唆される程度。どれも中途半端な感じ。
とはいえ兄弟、父子の関係をしっかりと描いているのでヒューマンドラマとしてはかなりよくできてるし、最後のようやく出てきたSF世界はなかなか迫力があってよかった。
駄作としてしまうのは勿体ない。確実に見るべきものはある映画なので、個人的にはおすすめしたい。
