八

マックイーン:モードの反逆児の八のネタバレレビュー・内容・結末

-

このレビューはネタバレを含みます

どれほどの人たちに愛されていたのか
遺された人たちの思いが伝わってきた。
あったかい人たちに囲まれていたのね。
少しの間でも、そう感じた瞬間が彼にあったらいいな

笑顔も笑い方もチャーミングだったマックイーンが笑わなくなってしまった現実が悲しかった

わたしは彼の生い立ちや世界にかなり影響を受けていると自負しているから
何もかもを自分と重ねてしまってどれほど辛かったろうかと辛くなってしまった

誰かやだれかだれもかれにもかもしれないけど、誰かを羨む人の話を聞くたびに
羨まれている人の孤独を感じてしまう

救えるはずがないだろう、と他人と壁を自分で作ってしまいがち
ずっと側にいてくれないのなら心配なんかしないでくれとも思うものだ

ランウェイが劇的だった時代のショーを見れてすごく嬉しかった
ドリスは機械的になったモデルや時代について言葉にしていたけどマックイーンはどう感じていたのだろう

フェティッシュが芸術的にハイブランドに昇華される空気感がありがたくも感じた

【追記】
bjorkのpagan poetryのMVのノーカット版が配信された。
自分の人生で1番影響を受けている人でこの曲が1番好き。中学生の時にMTVでpagan poetryとcocoonのMVを観て救われたと感じた。あの瞬間がなかったら今、この人生を選んでいないと思う。
pagan poetryのあのドレス、マックイーンのものなんです。
あんなにも美しいものは見たことがない。美しすぎてあんなに衝撃を受けたことはない。
一度身につけたら次はないんだ。マックイーンの初期衝動の形。
ノーカットが見れる日がくるなんてなあ。
としみじみしていたら一週間経っていた。