こういうドキュメンタリーは初めて見た。
マチ針を加えながら 天才が創り出していく創造のシーンは永遠に見ていたくなるほど引き込まれた。マックイーンの知識がないミーハーなので、もう少しショーのシーンが観たかったな。
ショー終わりに出てくるリーが、前半はニコニコひょこひょこと楽しそうなのに、後半は誰の目も見ず愛想笑いで去って行く様がとても悲しかった。
音楽、演技、芸術、何においても共通すると思うが、クリエイティブには正解も終わりもない。
何かを生みだす時って、何かしら自分の思いや思想を投影していくから、全てを注ぎ込んでマックイーンは自身の命を削っていったのかな。まさにショーと共に生きた人だ。
