マックイーン:モードの反逆児の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「マックイーン:モードの反逆児」に投稿された感想・評価

才能ある人が、段々と病んでいく過程が凄まじい。

本人は、「本当にデザイナー?」と思うような、野暮ったい格好をした小太りの青年なのに、その指先から編み出される作品の凄さ。
そのギャップにびっくりし、彼の作品を「もっと見てみたい!」と思ってしまいました。
度肝を抜かれる、色々な演出のファッションショー。
業界の関係者たちが夢中になるのも、納得のセンスとクオリティ。

けど、煌びやかに見える日々も永遠ではない。
ラストの気がついたら段々と精神を削られまくって、破滅に向かっている部分には、ゾッとしてしまいました。
結末はわかっていた。けれどショーの美しさ、その衝撃が画面から溢れていて、彼が居なくなることがわかるラストが近づくにつれてとても寂しくて途中から涙が止まらなかった。
目の当たりにしたらきっと何日も興奮して眠れないだろう、すばらしいショーの数々。
mmmmmi

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4.0
ショーのシーンがひたすらにカッコ良い
もう一回見よう
むぎ

むぎの感想・評価

4.0
ハイファッションが流行していた頃、GAPpressを毎号購読していましたが、必ず初めにチェックしていたのがマックイーンでした。
その時それほど私の中で印象的な服ばかりで、その服を見た時の衝撃を思い出しながら観ていました。
悲しかったですが、観れて本当に良かったです。
音楽も綺麗だし服も綺麗だけど悲しい映画
akipa

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3.8
情熱を持って取り組むことが大事
色んな事があって自分を追い詰め苦しんでしまう彼を誰も救えなかった泣いた
せつない。。
ファッションデザイナーのドキュメンタリーはこれまでもいろいろ観たけれど、どうしてこういう運命になってしまうのか。
サンローランや、ディオールの時のラフシモンズと同じだった。
deadcalm

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3.7
ファッション (とりわけハイファッションの世界) には疎いのでアレクサンダー・マックイーンという人のこと自体全然知らない状態から観たわけだけれども、すごい人がいたんだな。

一見とてもハイファッションの人に見えない出で立ちの、とにかく服への情熱が先行しまくったいわゆる服オタクというのは否応なく好感度高い。経歴のめちゃくちゃさからしても、業界において前代未聞の天才であったことはよくわかった。

しかし一番印象に残ったことは、天才肌のワーカホリックが成功してしまったあとの、脂肪吸引なんかしちゃったりして自分を見失い、何かに追われるように仕事を過密化し続け、やがて精神が破綻して自滅してしまうという流れの悲しいほどの「ありがち」さだ。非凡な天才が、成功に溺れた天才の典型的自滅パターンを普通に辿ってしまうところ、そこだけは普通の人並みの精神力だったんだな、図抜けた天才と言えど一人の弱い人間でしかないのだなという感慨がある。

人付き合いと商売がうまい一方でエゴのために時に人としてヤバい振る舞いもしてしまうあたりもそう。伝記になってる偉人が意外と高潔とは程遠い人物だったとか、学会での功績は凄いけど研究室ではアカハラパワハラ三昧の教授とか、「アマデウス」のモーツァルトとか、枚挙に暇がないくらいたいへんよくある平凡な「天才あるある」だ。そこにキチンと嵌っちゃうあたりが、変な言い方だが「この人も彼らと同じ【普通の】天才でしかなかったんだな」という感想になり、そこに言いようのない悲劇性を感じる。