なつ

沖縄スパイ戦史のなつのレビュー・感想・評価

沖縄スパイ戦史(2018年製作の映画)
5.0
二人のジャーナリストが迫った沖縄戦の最も深い闇…。
無性に何かに駆り立てられた私の心。
沖縄戦の事は、“知る責任”があり、知らない事は罪だと感じる。
知らないことばかりだった、だから焦った。慌てた。
本作を観ただけで、知ったことにはならないのは重々承知。
観た私の責任として、周りに伝えたい。
“この映画を観て下さい”
今の時代に観る必要性があります。
少年ゲリラ兵部隊“護郷隊”、
軍命による強制移住とマラリア地獄、
スパイリストと住民虐殺。
そして全てが現代へと繋がったとき、魂が震えてきました。
国家は、国民を守らない。
全ては、国体護持のために…なんだ。

映画は、まさに今、南西諸島で進められている自衛隊増強とミサイル基地配備、日本軍の残滓を孕んだままの“自衛隊法”、“野外令”、“特定秘密保護法”の危険性へと深く斬り込んでいく。
“フライヤーより”
なつ

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