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アラジンのlptsのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
4.3
「勇気」
 
アニメ作品をただ単に実写化するのではなく、現代的な要素を入れしっかり今だからこその作品に仕上がっていた。ディズニーは本作で、世界中の女性達に間違いなく勇気を与えた。そして、本作は世界中の子どもたちが絶対に見るべき映画だ。本作のような映画を世界中の子どもたちが見れば、今は夢みたいなことでもいずれ現実になるだろう。自分は、本作の女性の在り方が普通になることを願っている。

「ヒップホップ」

本作は、ストーリーだけでなく楽曲もしっかり現代ナイズされていた。自分が特に良かったと思ったのは「Friend Like Me」のアレンジだ。本作では、この名曲中の名曲がヒップホップ調になっている。誰もが知っている楽曲のアレンジはオリジナルファンの批判を招きやすいので、とても勇気のいることだ。このアレンジに果敢に挑んだ制作陣に拍手を送りたい。そして、本作オリジナル楽曲の「Speechless」も素晴らしい曲だった。「Friend Like Me」と「A Whole New World」のような半世紀後まで語り継がれる楽曲になると強く感じた。
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