anguish

アラジンのanguishのレビュー・感想・評価

アラジン(2019年製作の映画)
3.6
ミュージカル・シネマ

●真の主人公はジャスミン!今の世相を意識しているんだろうけど、国を変えたいと願いつつも性に翻弄され、それでも前進をやめない括弧たる意思が清々しい。裏の主人公はジーニー(ランプの魔神)出しゃばる、弾ける、軽くうざかった(´∀`;) すべてを持っていった感じ。

アラジン(アリ王子)は全体で見みると流されて、フワフワして生き方に方向性は感じられず、ただやさしいだけ、三つ目の願いにそれが現れている。アブーのフォローなくして今はない。主人公より周りのキャラが際立っていました、魔法の絨毯も良い子でしたね。棚から牡丹餅だったかなぁ。

ハキームが物語の楔になっていたのがちょっとよく分からなかった、そういう描写を見逃したのかな?ジャファーと国王(サルタン)、パンチ無かったですね…。戦犯はイアーゴじゃない?

ミュージカルが苦手(絶望している時に歌ったりがダメ)な私でもミュージカル色が強くないので楽しく観れました。

「俺の魔法は うわべだけなんだ やがては本物の自分が出てくる バレて よかっただろ?」
Wow! I mean, genie magic is really just a facade.
At some point, real character's always gonna shine through.
But that's a good thing, right? Now, she knows.

「いずれは真実を言うしかないんだぞ」
eventually, you are going to have to tell her the truth.

「お前も奴らと一緒か」
So, you're gonna drink from that cup.
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