騒がしい都会の生活から離れ、田舎で暮らすことを決めた、ごく普通の裕福な家族。ルイスは医者であり、奥さんと娘のエリー、息子とエリーが可愛がる一匹の猫と希望に満ちた暮らしを望んでいた。しかし、謎に包まれた動物の墓場、「ペット・セメタリー」が家族を崩壊へと導く。
一度だけ、生き返らせることができる。その運命の選択は、悪夢のはじまりだった。ある日、最愛の娘の猫が車に轢かれて見つかる。娘のために、悪魔に手を預けてしまう。
一度あることは、二度あり、二度あることは三度ある。
これほどまでに胸糞の悪い思いをしたのは、久しぶりだった。どこまでも残酷で、どこまでも救いようがない。負の連鎖は、終わらない。