2019年 106本目
前作と異色なものにするために、中身のキャラクターが入れ替わるという製作陣の戦法は大失敗。ドウェイン・ジョンソンの魅力が失われて、ケヴィン・ハートの個性は死んでた。特にケヴィン・ハートは早口でジョークを挟んで喋ってほしいのに中身が爺さんだから、テンポが悪いったら悪い！まぁまぁな印象だった前作さえも超えるスッカラカンな出来で残念極まりない。
序盤の砂漠シーンまでは良かったものの、そこからのネタ切れ感と大雑把な尺伸ばしで、IMAX3Dであることを忘れるほど。それぞれのキャラクターのスキルは生かしてはいたものの、必要性を感じられないし、これもまた無理やり。ピンチにするためにくっそ適当にみんなのライフを残り1にして、ラスボスもラスボスと言っていいのか分からないほど登場しないし、その脅威がよくわからないままゲームクリアーて。ハッピーエンドに見えせかけて、全てをぶった斬って終わらしたな。『ライオンキング』ぶりのIMAX3Dがこれか〜。
