「はい、無理でした〜」
前作クリア後にまさかのゲーム2週目に突入するという、“そのまんまやんっ!”って思わずツッコミしたくなる続編物語
スペンサー(アレックス・ウルフ)が画面に映るだけで、"ヘレディタリー"感が強いんですけど(笑)
ロック様は定期的に色々な作品でお目に掛かるので流石に新鮮味はないが相変わらずの無敵感を放ち、ヘルシーでセクシーなカレン・ギランは気を抜いた立ち姿でも美しい佇まいを見せてくれることでスクリーンに華を添える。また、ケヴィン・ハート、ジャック・ブラックが脇を固めることで、コメディ感やハリウッド大作感が高い。
砂漠・雪山・渓谷とハッスルステージを変えながら、お馴染みのキャラクター達がアクションを魅せてくれるが、思わず目を見張るような分かりやすくスケール感がアップした目新しさは無かったかな、。しかし、丁寧なCG処理による画作りにはスタッフ達の作品への想いが感じられて良いんですよね。
かつてスクールカーストで悩んだ若者4人が前作を経て充実した大学生になるも、再び青春に悩むことでジュマンジの世界に戻る。そこに晩年を向かえたおじいちゃんエディとマイロ 2人の人生物語もゲームに巻き込まれることでクロスオーバーさせて物語の濃厚さを演出しているんだけど、足し算だらけで伏線の回収がちょっと粗いかなぁ、。でもゲームは今やあらゆる世代のエンタメであることを考えると良いキャラクター達なんだよね。
ポップコーンムービーやデートムービーとして観れば派手で賑やかで楽しく、アメリカの公開初週の動員数1位という実績を見れば、売上が見込める優秀なコンテンツです。エンドクレジットにあった続編を思わせるるストーリーからはさらに次作があるのでしょう。
物語の舞台がボードゲーム、TVゲームときて、次作はいよいよオンラインのワチャワチャかVRでの現実世界でパニックムービーか?
それこそ「今度のステージは超絶難しいぞ」になるネ!