萬斎さんの表情や笑い方がいやに芝居かかってて気になった。悪いという思いではないけれどそれを見つけるたびに演技だということを思い出し映画に少し冷めてしまう感じ。
内容は面白かった。好みだったし組織で働くものとして多かれ少なかれ日々感じてる事だし共感しかない。
会社、社会、家族、私利私欲、何の為に働くのか。このバランスが崩れた時に自分もそうだけど人は正しい方向を見失いがち。
事象だけではなくこの崩れたバランスを一人一人が心の声として聞かせてくれてる所が最高に面白いと思った。
ミッチーと女子部下のドタバタはほっこりしたし、萬斎さんの元嫁の「サラリーマンって大変ね・・・」ってねぎらう場面では涙でそうだったし、
すごく楽しんだ映画。良かった。