伝えようとしていることは本当に崇高だけど、それに映画が全くついてきてないと思う。
くだらない見せ場のようなものばかりに時間を取って、ダラダラした生活をしている自分でさえ見た時間を無駄に感じる。
下手に社会派を気取ってるからこういう感情になるんだろうな。B級映画見てるときは別に無駄とは思わないもんな…笑
上司相手でも全然従わないし、むしろ恫喝したりするレベルの野村萬斎がただただかっこいい笑
こういうサラリーマンになりたいと誰もが思うと思う!
そして展開がサラリーマン版アウトレイジ笑
誰が一番凄みがあるのかバトル笑
「俺の会社人生って、何だったんだろうなあ…」ってところだけ心打たれた。
いつも何かに恐れながら、会社で成り上がること、上から評価されることだけを目指して自分の持てる力を全て注ぎ込んだ結果がこれか…という…
自分の人生そのものが無駄だったかのような錯覚にさえ陥りそうな…
上からの指示の前には自分の価値観など全く亡きものにされてしまう絶望。
仕事と人生を分けて考えられるようになりたいと強く思いました。
もちろん、やりがいを持って仕事には取り組みたいけどね。
まあ、アルバイトしかしたことない俺がこの映画を語ること自体が酷く空疎な訳ですが…笑