akane

七つの会議のakaneのレビュー・感想・評価

七つの会議(2018年製作の映画)
3.8
野村萬斎様の流し目にロックオンされて苦しい。
無精髭ですらセクシーに見えるとはなんという魅力。

はじめての池井戸作品。漢の魂を見た。

わたしは、電車なんかでマナーの悪い乗客がいると、その人に向かって毅然な態度でビシッと注意するんです。妄想の中で。
そんないつも妄想している様子が映像化されたような思い。
正しい自分でありたいという気持ちは、多かれ少なかれ誰にでもあるだろう。
媚びへつらうのではなく、自信満々で堂々と自分の気持ちを主張できたらどんなにかっこいいか。
でも実際にはできっこないんだから。
このストレス社会で、サラリーマンの気持ちに優しく寄り添いヒーローとなってくれるのは池井戸潤とスカッとジャパンくらいだな。

再鑑賞したら前よりもすごく楽しめた!
テレビで放映してくれたおかげ!

2021年26本目
akane

akane