(世界では)最近はわかりやすい敵役を作らなかったり、一つの側面で悪者にして話を進めずに、多面的な視点で悪者を作らなくても作品を面白くできる脚本増えて、映画楽しみやすくなっていると感じていたが、この作品は完全にその逆。
ラードと鶏油で炒めて、背脂チャッチャしたみたいなキャラの渋滞な作品。
ミッチーがストーリーテラー的で完全に当事者にはならず、覗き見の擬似体験できるのが世間で人気なのかも?
また、製造業に携わる身としては、作者はものづくりをなめてるのかな?と思ったり(品質保証って部門知らない?)
とは言え、嘘をつき、忖度することで上に登り詰める日本の政治、官僚のメタファーと思うとありすぎる事だし、
製造業でも月刊ものづくりとかのリコールや事故の例の記事をみるとこう言うことは起こり得るのも事実だしね、、、と。
散々文句のようなことを書いたけど、まぁ退屈せずに最後まで観れたから楽しい作品だと思います。