七つの会議の作品情報・感想・評価

「七つの会議」に投稿された感想・評価

109mania

109maniaの感想・評価

3.0
キャスティングのせいもあってか、印象としては、勧善懲悪モノの時代劇。超絶わかりやすいストーリーだし、少し謎解き要素もあって、充実エンタメ映画だった。
大企業の不祥事に対して、これでもか、というぐらいにバッシングを浴びせる、最近のマスコミの風潮にはあまり同調できないが、この映画にそんな要素があったとしても、それは必要な要素で、この映画の価値は下がらない。

超暑苦しい(褒めてます。)男性俳優の中にあって、ヒロイン役の女優さん可愛かったです。
daiyuuki

daiyuukiの感想・評価

4.8
都内にある中堅メーカー・東京建電。営業一課の万年係長・八角民夫(野村萬斎)はどこの会社にもいる、所謂“ぐうたら社員”。
トップセールスマンである課長の坂戸宣彦(片岡愛之助)からはその怠惰ぶりを叱責されるが、ノルマも最低限しか果たさず、定例の営業会議では傍観しているのみ。絶対的な存在の営業部長・北川誠(香川照之)が進める結果主義の方針の元で部員が寝る間を惜しんで働く中、一人飄々と日々を送っていた。
ある日突然、社内で起こった坂戸のパワハラ騒動。そして、下された異動処分。訴えた当事者は年上の部下、八角だった。北川の信頼も厚いエース・坂戸に対するパワハラ委員会の不可解な裁定に揺れる社員たち。
そんな中、万年二番手に甘んじてきた原島万二(及川光博)が新課長として着任する。会社の“顔”である一課で、成績を上げられず場違いにすら感じる原島。
かねてから犬猿の中の営業部と経理部。経理部長は、営業部の足を引っ張るため、坂戸をパワハラで訴えて左遷させた張本人である八角に目をつけて周辺を探り始めた。坂戸が第1営業部課長の時にベンチャー企業トーメイテックにネジの注文していたのが、原島課長になってから営業担当者の八角が老舗企業のねじ六に注文先を変えていた。そのことに癒着の匂いを感じた経理部長は、会議でこのことをやり玉にあげるが、北川は何故かあからさまに八角を庇った。八角の秘密を探ろうとした者たちは、何故か左遷されたり口を塞がれる。
そのことを怪しく思う原島は、独自に八角のことを調べ始めた。徐々に明らかになる八角と北川の関係。かつては敏腕営業マンだった八角が、ぐうたら社員に変わった理由、それには自分たちが仕えてきた会社の闇があった。
誰しもが経験するサラリーマンとしての戦いと葛藤。
だが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた……。
池井戸潤の小説を映画化。
池井戸潤作品の主人公は、半沢直樹や花咲舞など猛烈サラリーマンが多いけど、今回の主人公の八角民夫は最初ぐうたら社員として登場する。それどころか、営業の担当先からマージンをせびるなど企業と癒着していると疑われるグレーなところがあるユニークな主人公。しかも数年前は、人事査定でAランクをつけられていた敏腕営業マンだった。そんな八角が、何故ぐうたら社員になったのか?そして八角を、北川営業部部長が庇うのかを、八島課長と浜本優衣の目線から探っていく企業サスペンスミステリー。八角の秘密を知った八島課長と浜本優衣と八角が、企業の不正を明らかにすることにより企業の利益追求のために手を汚させ使い捨てにされた人間を救うべく奔走する後半は、まさに池井戸潤作品の定番だが、クライマックスの御前会議そしてエンドロールで語る「企業の正義」そして「企業による不正や隠蔽がなかなかなくならない理由」はゾッとさせられ、飄々とした中に強い信念を感じさせる野村萬斎、香川照之や片岡愛之助の重厚な演技とコミカルな及川光博の好対照な演技合戦に、大満足の社会派サスペンス映画。
「見て見ぬふりしてきたお前と俺のどっちが罪が重いんだろうな」
Daiki

Daikiの感想・評価

4.2
2019年公開映画45本目。

今世紀最大の顔芸合戦。

本作は伝統芸能の関係者が多い。
主役の野村萬斎は狂言、ライバル役の香川照之は歌舞伎、片岡愛之助も歌舞伎、その他落語からは立川談春に春風亭昇太、北大路欣也の父親である市川右太衛門も元々は歌舞伎役者だ。
これだけ登場人物が絡むドラマを、きっちり整理し、緊張感のあるものにしている手腕は素晴らしい。
どのように物語が進むのか序盤は全く見えず、ミステリー調になっており、エンターテイメントして良く仕上がっている。
テレビドラマで数多くの池井戸潤原作作品を手がけている福澤克雄監督だけに、同じ原作者の映画でも手馴れていた。

予告の時から思っていたが、何と言っても一番の特徴は表情。
「半沢直樹」でも表情合戦はあったが、日本企業は焦った顔、怒った顔、悔しい顔はつきもので、表情がかなり重要になってくる。
本作で面白いと感じたのは「話し方」。
野村萬斎のひょうきんな話し方、香川照之の唸るような話し方、一番面白いのは及川光博のナレーション。
これが何とも良い間合いで、さらに言い回しとその頼りない表情が相待って、だがやはりどこか落語的で、日本らしさも出ていた。
そして、終盤で出てくる悪者たちの、如何にも悪者だろと言わんばかりの表情はまさに歌舞伎だった。

冒頭から会議での過剰なノルマに対する叱咤、叱責が効果的で、結果のみを求める成果主義の慣れの果てに繋がるシークエンスが上手い。
モラルよりも組織の利益が優先するブラック企業の実態や、個人の仕事や組織に対する国民気質が炙り出される丁寧な積み重ねにより、リコール問題に発展し、隠蔽体質に繋がる説得力になる。
サラリーマンや組織の中の悲壮、弱者な声は届きにくい世の中に対するアイロニー。
強きを挫き、転覆させる爽快感はあるが、それでも本当のトップを転覆するまでは至らぬことが現実的のようで、後味が何とも言えない作品だった。
MOCO

MOCOの感想・評価

4.5
原作が池井戸潤だけに期待通り良かった。サブストーリの様な細かな話も全て繋がっていて、単純な終わりでないところも面白かった。

賛否ありそうですが、野村萬斎のキャラが立っていて、小気味良かった。
NAOKI

NAOKIの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

顔ぶれが似てるから
色々混乱するけど、面白かった!!
飛行機で見ると不安になるな… 笑
YokoYamada

YokoYamadaの感想・評価

3.4
そういった演技を求められてるのだろうけど、演技が大味すぎるのが気になってしまった。
原作が池井戸潤やからか半沢直樹っぽさがあったり、映画には会議3つしか出てきてへんけど、それでも全然おもろいし。
野村萬斎の表情が、話が進むつれて引き締まってく笑
roro

roroの感想・評価

3.0
小説の方が面白かった。

このレビューはネタバレを含みます

池井戸潤はやっぱ面白いなぁ。原作読んでないけど割と忠実に映画化したのかな。

野村萬斎ハマってた。オリラジ藤森もハマり役。

そう、日本という国で不正や隠蔽はなくなららないのよね。
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