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ハナレイ・ベイのariiiのレビュー・感想・評価

ハナレイ・ベイ(2018年製作の映画)
3.3
2021/01/21
プライムビデオにて2回目視聴。
カウアイ島の自然の緑と海の青さがとても綺麗で、吉田羊さんと村上虹郎くんとガイくんのやりとりはクスッと笑えて、だけどやっぱり重々しい空気感とセリフのないシーンのせいか、どこか退屈で。
息子のこと嫌いだったけど、愛していた。っていうセリフに全てが凝縮されていたような気がして。
愛してなかったら10年間も毎年通い続けないよ。
吉田羊さん本当にひたすら綺麗でした。

2018/10/24
最初から最後までずっとどこかに悲しみがつきまとっていて観ていて気持ちが重くなった。
それと対比される自然の美しさ、ゆったりとした空気感、波の音、風の音、はたまた無音。
海の色と空がとにかくキレイで、でもその海で息子を失った母親の気持ちを考えるとつらくて、どこか悲しい海に見えた。
ハワイに悲しみは似合わないなと思った。
ストーリーは想像以上に重くて、スッキリしなかった。
ただただ吉田羊さんが本当に素晴らしい。すごく自然で、10年も経ったら普通立ち直っていそうなのにきっと母親にしかわからない気持ちをずっと抱えてて、気持ちを爆発させるシーンはボタボタ泣いていて、すごかった。
佐野玲於くんはちょっとしか出てなかったけど、ちゃんと息子だった。
玲於くん目当てで観たら微妙って思うかもなあ。
村上虹郎くん、良かったなあ。英語喋れるの良いよねえ。
ガイくんはまんまガイくんのままでびっくりした。
女の子にモテる3つの条件は、相手の話を黙って聞く、着ている洋服を褒める、できるだけ美味しいものを食べさせる。うん、確かに。
最後は結局どうだったのかはっきりはしなかったけど、きっといろんなことを受け入れて乗り越えていけそうだったから良かった。
この映画が伝えたいことはいまいちわからなかったけど、人生はいきなり何が起こっても不思議じゃなくて、つらいことはきっと試練で、生きていたら誰かが必ず助けてくれて、どんな悲しみもいつか乗り越えられるときがくる。
悲しいときは悲しみに浸ればいいし、心が赴くままに生きればいい。
きっとそれはハワイがそうしてくれるのもあるんだろうなとは思ったけれど。
この映画を観て、カウアイ島のハナレイを訪れたらどんな気持ちになるんだろう。
でもきっとハワイというところが心を癒してくれるだろうな、と思います。
ハワイにとても行きたくなりました。
入場者特典はちゃんと鑑賞後に開封しました。そういうことね、と思った。
確かに、鑑賞後に開けたほうが合点がいく。
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