抹茶マラカス

エンド・ゲーム 最期のあり方の抹茶マラカスのレビュー・感想・評価

3.7
第91回アカデミー賞短編ドキュメンタリー部門ノミネート。
病院とホスピスを舞台に終末期医療と自己決定権、死とは何かを考えるドキュメンタリー。とても重く、大切な話を考えるきっかけにはなる。劇中で言われるように、我々は元気な時はどう死ぬかを考えるが、病に倒れるとどうやって生きるかを必死で考え出すのだ。
とはいえ、ミトラの闘病を中心に据えすぎて少し焦点がぼやけた印象。色んなパターンを見せたいのはわかるが、あまりに触れただけの方が可哀想では。ミトラだけに絞っても良かったのでは。