mingo

私の死の物語のmingoのレビュー・感想・評価

私の死の物語(2013年製作の映画)
4.0
アルベールセラ監督が1番好きな作品というのもわかるが、普通に観てると全くわからんのでQ&Aのメモを以下。才能ズバ抜けすぎ。
18世紀の空想主義的と19世紀のロマン主義的の対立的映画。
実在した偉大な人物カサノバとドラキュラを描く。映画の中にいるのか外にいるのか、全くわからないファーストショット。今までとは全く違う映画を撮りたかった。形而上学的映画などの、ジャンルを特定できない映画にしたい、各シーン各中心がどこにあるかわからない、世界の特定をできない。美意識の面からみると撹乱的。未聞のものを作り出そうという。紋切り型。すべてを統制する、偏在性、イノセントな形で出てくる。夜暗くてもはっきり見える構造だが、よくみるという鑑賞者の努力から、欲求不満から恐怖の美、美の醜さが見えてくる。
mingo

mingo