夜明けの作品情報・感想・評価

「夜明け」に投稿された感想・評価

川で倒れていた青年シンイチを木工店社長の哲郎が助ける。2人の生活と心の交流を描いた作品。

心の欠けた部分を埋めようとする哲郎、欠けた部分から目を逸らすシンイチ。

やり直せない後悔だらけの人生だけど、そんな痛みを知っているから優しくなれる。

言い出せない辛さを抱えた主人公シンイチの気持ちを見ていると心苦しくて。
嘘でも良いからやり直したい哲郎の気持ちも見ていても辛い。

生きろと言われるたびに現実が見えてくる。

このままじゃ誰も幸せになれない

自分の気持ちに向き合えたら、自分らしく生きる事ができるんだろう。
人間の弱い部分と踏み出すまでの葛藤が伝わってきました。
やはり師匠感溢れる。
音楽が素晴らしい。
manuca

manucaの感想・評価

3.0
ロケーションが良かった。あんなうらぶれた田舎町に異邦人として暮らしてみたいと思いながら観ていました。鈴木常吉さん演じる工場の職人さんがリアルだったなー

このレビューはネタバレを含みます

キャストは好きな人ばかりだったので残念に尽きるの一言。

脚本が本当につまらない。
深い内容がありそうで無い。
最後の終わり方はここ最近観た映画の中でも最も醒めた。
なんだよあれ。普通にあんな意味わかんない行動する奴いないでしょ。散々人に優しくしてもらって寝床も食事も与えてもらって、社員としても雇ってくれたオーナー達家族や社員に対して迷惑だけかけて最後夜明けの海観て終わりだ? マジでふざけてる。

最後ああやって全てぶちまけて逃げ出すくらいならオーナー達の結婚式の前日とかに置き手紙とかして出て行くとか、髪染めた日に決断して黙って出て行くとかならまだ分かるけど、本当に腑に落ちない。ただのワガママな自分勝手な嫌な奴としてしか映らない。
監督は何を表現したかったのか全くわからない。

鬱病を描いた別作品の「生きてるだけで、愛」の場合は主人公が信頼をぶち壊した後で、どうしてそうなったかがきちんと描かれていて、観ている側を意識した描写で胸打たれた。
今回のケースは本当にただただ主人公が人に迷惑かけただけの事実しか描かれてない。
大体自殺するくらい切羽詰まってる感じが全くないのに最初に安易に自殺未遂シーン描く必要もないし、主人公のバックグラウンドも火災の原因が自殺へと繋がる動機としても弱過ぎる。

もっと芯に来てくれよ。
脚本書いてる時に本気で書いてよ。

こういうハードコアっぽい深淵な映画っぽい雰囲気醸し出しておいて全く中身の無い映画作る監督は本当に自分に酔ってて観る側の気持ち全くわかってないと思う。

マジで脚本これで行こう!って決めた配給会社とか取り巻きどうなってんだよ。是枝さんの弟子とか関係なく実力のある作家の作品観たいのにこっちは。。。

好きな役者ばっかりだったのに本当に残念です。

監督、脚本家変えて同じ役者で絶対もっと良質な作品生まれてこれたはず。

残念としか言いようがない。
柳楽君は何も悪くない。

あんまりこんなに映画に頭こないし、こんなに文句言うのは本当に意味ないことはわかってるけど、あまりにも観る側の余白に投げた監督に対してムカついたので。
是枝監督の弟子?かなんかだから気になって観てみた。西川美和のとこでも助監やってたんだ。ゆったりした映画。普段の柳楽くんてかんじ。家庭は監獄って言葉が印象にのこる。最初から何かをかかえているのはわかっていたが周りが勘づいてきてドキドキした。少しずつ心をひらいていくけど噂ってすぐ広まるもの。そんなに簡単に別人として生きていけるわけない。髪を染めたのには意味があったんだな。カメラや挨拶嫌なのにしなきゃいけない苦痛よくわかる。結局なんだったんだろとよくわからなかった。
okudao

okudaoの感想・評価

2.9
茶髪にするあたりから寝てしまっていました
放ってほしい ひとりでいたい
傷つけたくない 傷付きたくない
暗い くるしい 怖い さみしい 等々
温いまま色もなく進みました

シーンの飛び方と説明の少なさが
海外の映画のようでした
共感できないのは他人なので当たり前です
azkyon

azkyonの感想・評価

3.9
夜が明けるまで歩き続けた光がラストに踏み切りで遮断機が下り電車が通り過ぎた後にきちんと自分の足で立ち前を見据えている姿にほっとしてじわーっと泣けた。

偽りのまま哲郎の息子として生きていく道もあっただろうが、苦しみのうえにさらに偽りを重ねるのは辛すぎるとわかったのだろうと思う。
また哲郎をはじめとして周囲の人々の温かさを裏切りたくな思いもあったのだろうし、哲郎にも立ち直って欲しいという気持ちもあったのではないだろうか。

生きている意味など考える前にまずは自分のありままに、そして人のためにまっすぐ生きてみる。
そのうち生きる意味がわかるかもしれないし、生かされている自分もわかるかもしれないし、死ぬまで分からないかもしれないし、要は自分次第、自分の生き方次第。

柳楽優弥はやっぱりいいねぇ!
yukke

yukkeの感想・評価

3.0
あまり予備知識入れずに観てて感じた西川美和テイストが、予期せず正解だったのはちょっと驚いた
ところどころでなんだかな…と思ってたらエンドロールに是枝監督の名前も…(これは三度目の殺人がイマイチしっくりこなかった感覚を思い出して納得)

過去はそんなに簡単には消せない、そんなに簡単には逃げられない。向き合うしかない
なかなかにヘビーです
kura

kuraの感想・評価

2.9

このレビューはネタバレを含みます

広瀬奈々子監督
是枝裕和、西川美和監督らが設立した製作者集団「分福」出身
両監督の監督助手を経て、自ら書き上げたオリジナル脚本でのデビュー作

しんどい映画だろうなとある程度の覚悟はしていましたが、何度も折れそうになりました

是枝裕和の要素もありますが、どちらかというと西川美和色を強く感じました
(ゆれるを観た時の感情を思い出す)

“シンイチ”の意味、重さ
時に、期待や優しさは引き金になる

恐るべし、柳楽優弥の演技力
(最後の最後までしっかり引き込まれる)

ラストの柳楽優弥の表情含め、演技面では高評価にしたい所ですが、ストーリーにもう一押しあればというのが本音

ただ、広瀬監督の次回作があるなら観たいなとは思います
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