KEIYA

ワイルド・スピード/スーパーコンボのKEIYAのレビュー・感想・評価

3.7
ワイルドスピードのホブスとショウをフィーチャーしたスピンオフ作品。ジェイソン・ステイサム演じるショウの妹が悪の組織から追われる身となり、ショウとドウェイン・ジョンソン演じるホブスがタッグを組み彼女を救出する物語。

本家シリーズにも言える事だが、ストリートレースから始まった映画が、”格闘・銃撃戦・破壊”のザ・アクション映画となりつつあり、個人的には少し残念。今作はSFアクションぽくもなっており、本家の面影は薄い。それでも”ファミリー”を大切にする登場人物たちの精神とラストのカーチェイスにあったある演出には、ワイルドスピード感を感じた。
また、サプライズ俳優の面々には驚かされた。続編にも是非登場して欲しい。
今作で最も良かったのはなんと言ってもヴァネッサ・カービー。ブリティッシュ女優のクールで美しくミステリアスな雰囲気とアクションが魅力的だった。今後のアクション映画で期待される女優の一人だと思う。ミッションインポッシブルシリーズや今作の続編でも続投して欲しい。
ロンドン→モスクワ→サモアと世界を股にかけた3人の冒険劇も今作の大きな魅力。
最後のバトルで、闘う直前は夜なのに、戦い始めると日が完全に出ているのはちょっと気になった。そのシーンの世界では30分も経ってないのに。
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