タロウのバカの作品情報・感想・評価

上映館(16館)

「タロウのバカ」に投稿された感想・評価

AKI

AKIの感想・評価

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タロウの孤独。
ナナシのタロウと、二人の高校生エージとスギオの刹那的青春。
ネグレクトされ学校に行ったこともなく、まるで都会の山ザルのようなタロウはいわば日常に現れた劇薬だ。
彼と絡む菅田将暉、仲野太賀は対照的なキャラクターなのだが、共にタロウという触媒に影響されてゆく。
そして彼らの相当に危なっかしい青春に、一丁の“拳銃”というもう一つの劇薬が投げ込まれた時、運命はもはやブレーキを失い、絶望と破滅に向かって走り出す。
タロウを演じるYOSHIはこの作品ではじめて知ったが、ちょっと「誰も知らない」の柳楽優弥を思わせるパワフルな存在感。
全編にわたって穏やかな空気が流れていた「日日是好日」との振り幅がなんだか凄いが、出来はいい。
タロウという劇薬に触れたエージとスギオの結末は、まあこれしかないと思うが、劇薬そのものであるタロウだけがタロウのままで、少しだけ以前とは変わる。
鮮烈な青春活劇。
ヤマダ

ヤマダの感想・評価

2.5
何が言いたいとかそういうものでも無いんだろうが、それでも自分が覚えた困惑感は気持ちの良いものでは無かった。この話をどう感じろと…。
自分たちのその時、その空間が最高に楽しいと、何も問題無いのだとまるで自身に言い聞かせているかの様な、3人の白々しさ抜群の馬鹿笑いが結構な苦痛だった。(ただの演技力不足なのか、意図した演出なのかは判断できなかった。)
俳優陣素晴らしいわ
YOSHIってどうよって思ってたけどめちゃくちゃ良かったこの映画の中では

衣装も良い…
設定をしっかり考えてキャラクターに合わせた衣装にするって当たり前だけどほんといいよね
母親が服買ってくれないから母親のニットを着てるんだって

タロウは人を脅すために好きって何?って聞いてるわけでわなく素直に疑問だから聞いてんだよなぁ
公園のベンチにいたおばさんに救ってもらう事を期待したけどピストル出した瞬間終わったって思った。

普通に学校行ってればタロウは凄く情深い男の子になっただろうに…
戸籍なくて施設にも入らず生きてる子供って本当に存在するのかなぁ…

見ててずーっといい気持ちにはならない映画だったけど夜のテアトルで見るのにちょうど良いし、カメラワークが学生の作品感あってなんか良かった
あ

あの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

タロウの人間関係には上下がなく、ただ分け隔てなく人と接しているのだと、時間がたってからやっと気づいた。その中で【仲間】という意識を気付かぬうちに知っていく。【仲間】意識に気づくのはいつでも失った後なのがどうにも悲しかった。

スギオが2人の手をとって、眩しい方(闇の方だけど)に叫びながら走っていくシーンが好き。
ふみ

ふみの感想・評価

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すべてのやる気が死んだ
命って地球より重たいらしいよ うざいなあ
みなと

みなとの感想・評価

3.9
どうせ死ぬんだから何しても怖くない
今生きてる人より死んでる人の方が多い
だから僕たちは飛ぶ
いや、考えさせられた
大森立嗣監督の新作ということで早速劇場へ向かう。カメラワークは相変わらずですが、青年3人の生き様が凄い。

「好きって何」と言う言葉が出てくるけど誰も答えられない。行き当たりばったりの日々の中で暴力から手に入れた拳銃が3人の世界を狂わせる。

タロウの母親(たぶん豊田エリー)は子供に無関心で学校にも通わせないという状態。エージは柔道で進学したが柔道が出来なくなって挫折し似たり寄ったりと思われる。スギオはどんな状態か分からないがヤリマン同級生に片想いしてるのは分かった。

結局、〇〇は拳銃で自殺、◎◎も殴られたのが影響したか死亡、タロウは…。
彼らはこんな人生しか生きられなかったのだろうか?虚しさが漂うエンディングでした。

CINEX
2019年劇場鑑賞 52本目
理由無き衝動系の映画は好きだが、理由無き暴力系は苦手・・・
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