マッサージ屋2号店

初恋のマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

初恋(2006年製作の映画)
3.0
母親に捨てられ親戚の家で暮らす女子高生のみすず(宮崎あおい)は音信不通だった兄リョウ(宮崎将)から渡されていたジャズ喫茶“B”に足を運んだ。
そこでリョウと再会するも兄妹とは明かさず、東大生の岸(小出恵介)らと知り合いになる。
やがてみすずは岸からある計画を聞き・・・。

塙幸成監督作品。

劇場公開時以来、約17年ぶりに鑑賞しました。
昭和の大事件のひとつ「府中三億円強奪事件」をモチーフにした物語。
初見時にその犯人が女子高生だったら?というトンデモな説に驚きましたけど、よく考えたら未解決事件ですしあながちあり得ないわけでもないなと思えました。

改めて見て、その事件のくだりは確かにあり得るかもしれないと感じましたね。
確かに女子高生なら警察からマークされないし、しかも計画の首謀者である岸は政治家の息子という設定。
これなら捜査は有耶無耶に出来ますしねぇ。

それ以上にみすずと岸の恋愛模様が…ね。
非常に切ない話ではあります。