ケンフィー

Diner ダイナーのケンフィーのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
4.5
幼い時のトラウマから誰も信じられなくなり、いつしか自分も信じれなくなって、すっかり居場所をなくしていたオオバカナコ。30万円即金のバイトを申し込んだことがきっかけで、殺し屋専用ダイナーのシェフ《ボンベロ》と出逢う。元凄腕の殺し屋だったボンベロと過ごす日々の中でカナコは次第に自分と向き合っていき、大切なことに気付いたのだった―――居場所は自分で作るものだ、と。

■感想
予告編では想像がつかないほど、メッセージが強く、例えば「望みが満たされないことが生きる意味になってる人もいる(中略)誰に提供するのか、それだけを考えろ」など、心に刺さるものが多かった。またボンベロのカナコを守ろうとする一面も垣間見れて、泣きそうになったことが何度かあった。見て良かった。