すとんこ

Diner ダイナーのすとんこのレビュー・感想・評価

Diner ダイナー(2019年製作の映画)
3.0
パンフレット所有(850円)

原作未読(その後、原作小説買って読みました!分厚いです。面白かったです☆)

殺し屋専門食堂「ダイナー」に、右も左も分からない新人ウェイトレスが、身売りされてやって来るって話☆

派遣されたのは、自分の居場所を持たない孤独な少女・オオバカナコ(=玉城ティナ)。高額なバイト料に目が眩んでヤバい仕事に手を出したのが運の尽き、地獄の日々の始まりです。
※ちなみに彼女の名前・オオバカナコ=″大馬鹿な娘″だと一緒に鑑賞した後輩に指摘され、膝を打ちました♪

「オレがぁ~♪ここのぉ~♪王だぁっ!!」
予告でお馴染みのクセ強すぎる自己紹介で登場する孤高の料理人・ボンベロ(=藤原竜也)を筆頭に、来客全てがほとんど冗談かのような過剰演技の″大クセ殺し屋″の面々に面食らいます。個性的なキャラクターなのは分かりますが、同じようなベクトルのイカれキャラばかりなので飽きてきます。
アクションも、今更それやる?って感じのセンスの無さに閉口。
(それ、20年前に流行ったアクション描写ですやん。シンプルにダサい!)

ですが、終始オドオドした演技がとてもキュートな玉城ティナ、極彩色の毒々しい病的な映像、画面の端々にまで気が届いた調度品や小物の数々、殺し屋組織を束ねる大ボスが″蜷川幸雄″、といった見所も沢山あります。

″蜷川実花・節″全開で染め上げられていて、″平山夢明・感″があまり感じられなかったので、原作を読んでみようと思った一本(* ̄ー ̄)☆
※パンフレット読んで知ったのですが、小栗旬が虫食うシーンは本当に食ってるみたいです!「ニジイロクワガタ」という″世界一美味しいクワガタ″らしいけど、スゲェな、役者って・・・



○キャスト○
BOMBERO(ボンベロ):藤原竜也
オオバカナコ:玉城ティナ
SKIN(スキン):窪田正孝
KID(キッド):本郷奏多
BURRO(ブロ):武田真治
カウボーイ:斎藤工
ディーディー:佐藤江梨花
ブタオトコ:金子ノブアキ
旅行代理店女子:川栄李奈
文学少女:コムアイ
ソロ(狐):内田健司
アラーニャ(蜘蛛):前田公輝
キャスター:板野友美
愛裂屈巣(アレックス):真琴つばさ
雄澄華瑠(オスカル):沙央くらま
スキンの母:木村佳乃
デルモニコ:蜷川幸雄
カナコの祖母:角替和枝
教授:品川徹
MATEBA(マテバ):小栗旬
MARIA(マリア):土屋アンナ
無礼図(ブレイズ):真矢ミキ
COFFIE(コフィ):奥田瑛二
歴代ウェイトレス:MEGUMI、SHIHO、エリイ、マドモアゼル・ユリア、AMIAYA、中村里砂、宮脇咲良
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