7人の仲良し高校生グループのそれぞれの話。卒業後、上京する者、働く者、家庭を築く者、それぞれの道を進むところで自分の高校時代を思い出した。
歌手になりたくて夢を追うカナ。
カナと音楽仲間だった浪人生のタツオ。
写真が好きで家族と仲のよくないキリ。
その場を楽しく生きることだけ考えてそうな無計画のリョウ。
大学進学で上京するユウキ。
恋人から家族になったマリコとコウタ。
少しずつ形を変えていく関係性に、そりゃ仕方ないよね、って思った。歳をとったからそう思うのか、冷たいのか、諦めてるのか分からないけど。
どこを切り取っても何だか安っぽく嘘っぽく見える画に、なんだかがっかり。キリがあんな風に男の人に騙されて、言いなりになっちゃうのも個人的にはとっても嫌な気持ちになって、げんなり。あんな簡単に心を開いて転がり込んじゃう？えー。明らかに胡散臭いよ、あの人。わたしがいるとみんな不幸になる、って何？そんな悲劇のヒロインみたいなこと、簡単に言っちゃうキャラなのか？
マリコとコウタだけお手本みたいな見せ方もちょっとなあ。見始めたから最後まで見なくちゃ、ってがんばったけど、セリフも展開も歌も友情も、響かなかった。
