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HUNT/餌 ハント・エサのYSKのレビュー・感想・評価

HUNT/餌 ハント・エサ(2016年製作の映画)
3.7
どこからともなくアムステルダムの町にやってきたライオンが、ただひたすらに狩り喰らい大暴れするお話

獣医をしている主人公が猛獣の存在を訴えるも一笑に付されるというお約束があり、警察がライオンの存在を隠そうとするもマスコミによって報道されてしまうお約束があり、満を持して登場したはずの自称ハンターがクソの役にも立たずに殺されてしまうお約束があり、そう多くはないライオンを主役に据えた作品の中でひときわ輝く一等星を目指しやって然るべきお約束がふんだんに詰め込まれているため飽きることもないでしょう

主人公を巡る今カレや元カレが火花を散らし、次から次へと現れる自称凄腕ハンターが血しぶきをまき散らし、主人公一行とライオンが火花を散らし、撮れ高は十分

そのうえでこの作品の最大の魅力は何といっても死体描写!
老いも若きも男も女も分け隔てなく引き裂き、噛みちぎり、弄ぶ!
並みの覚悟ではここまでのクオリティは保てませんよ、素晴らしい!
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