Ryoma

記者たち~衝撃と畏怖の真実~のRyomaのレビュー・感想・評価

4.3
同監督(ロブライナー)の他作品である『スタンドバイミー』とは作風も題材も異なっていて非常にシリアスな社会派映画だった。
2001年の同時多発テロやイラク戦争についての真実が語られていて自分自身、異国の出来事かつ幼かったこともあり明確に覚えている訳ではなかったが、それでも真相にかなり衝撃を受けたし驚愕に値するものだった。
日本の2021年の“報道の自由度“ランキングも67位だそうだが、この映画を観ると、“真実“を伝えることがどれほど重要なのかを思い知らされたし、“真実“は、時には人の心を傷つけたり翻弄したりすることもあるが、根本として私たちを守ってくれる必要なものなんだと痛感した。
ロシア・ウクライナ危機が起きている今の時代に観たことで、いっそう考えさせられた気がする。
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