mrpink

記者たち~衝撃と畏怖の真実~のmrpinkのレビュー・感想・評価

3.0
今や誰もが知っている「イラク戦争の嘘」を、当時果敢にも暴こうとした気鋭のメディアという良素材を扱いながら、「今そこにある危機」感がまったく伝わってこない演出が大変に残念。

配役は、ウディ・ハレルソンをはじめ、そこそこいいのだが、本作では俳優も担当するロブ・ライナー監督が10分に1回くらいの割合でしたり顔でやってくるのが、これまた残念。

唯一の収穫は、時同じくして日本公開される「バイス」を見る前に、ブッシュ、チェイニー、ラムズフェルドが当時何をやってきたのかのおさらいができたこと。
mrpink

mrpink