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記者たち~衝撃と畏怖の真実~のHRKNのレビュー・感想・評価

3.7
アメリカ史上最大の汚点とも言えるイラク戦争において、最後まで真実を伝え続けた記者たちにスポットライトを当てた映画。巨大な権力や社会的同調圧力を前にして、真実を伝えるということがいかに難しいかを鮮明に描いている。

結構有名な人がたくさん出てて、それだけで花があったけど、それぞれ演技もよかった。ミラ・ジョヴォヴィッチに関しては個人的に今までで一番良かったと思う。

正直、この手の映画は結果として正しかった方の後出しジャンケン感があってあまり好きではない。だが、ことイラク戦争に関しては、明確に政治家に悪意があったし、大手メディアは腰抜け揃いだった。そのことがはっきりしてるからこそ、この映画はメッセージに説得力があったし、ストーリーの中でも登場人物により共感することができた。

同じ時期の副大統領のクズっぷりを描いてる「バイス」も併せてみたい作品。ちなみにまだ自分は見てない笑
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