海の子

小さな恋のうたの海の子のレビュー・感想・評価

小さな恋のうた(2019年製作の映画)
3.5
沖縄に住む男子高校生四人はバンドを組んでいた。実力を評価された彼らは、東京のレーベルにスカウトされ、プロデビューが決まる。しかし、その矢先に彼らを悲劇が襲う。この出来事をきっかけに、バンドは行先を見失ってしまう。そこに現れたのは、一曲のデモテープと米軍基地に住む少女であった。
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正直、途中までは★★★☆☆くらいの評価。ありきたりな設定と急な展開でMONGOL800の曲が無ければつまらない映画だなと思っていた。でも中盤から、米軍基地の少女が登場してから展開が変わっていき、山田杏奈とトミコクレアが良い演技をしていたと思う。
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ただ、展開が少し面白くなっても、ヒロインの影が薄くて曲に頼りすぎてる感が少しある。
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山田杏奈演じる無口で表情に出さない舞が感情を爆発させている場面はグッとくる
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あとはなんといってもライブシーン。ほとんどの評価をこのライブシーンで持っていったと言っても過言では無いほどによかった。MONGOL800の曲だから、ということもありそうだけど。山田杏奈が結構良い声していて可愛かった。全然人が入っていない映画で期待していなかったけど、良い意味で裏切られた盛り上がる映画だった。
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フェンスはエモいということを学んだ。
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