NB2130

ソローキンの見た桜のNB2130のレビュー・感想・評価

ソローキンの見た桜(2018年製作の映画)
3.7
日露戦争にまつわる国境を超えた日本人女性とロシア人男性の歴史的な恋。

登場人物の設定も良く、自分が当事者になっていたらと思うと胸が張り裂けそうな気持ちになる純愛でした。

舞台は松山。
祖国のために捕虜になったソローキンの母国愛と人間愛の織りなすドラマとして完璧な内容でした。

繊細でたくましいと言ったら言葉違いかもしれませんが、その当時の女性の社会的姿もおそらく再現性が高く、令和の時代とは違う、愛の形は想像以上に心に響くものがありました。

結末も心の温まる感じもしましたし、先祖と祖先の絆は消えることのない大切なものだと気づかされました。
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