ハロウィンの仮装にまでなってしまう最高裁判事なんているー？
唯一無二のRBG。
フェリシティ・ジョーンズのやった映画の方は見てないんだけど、旦那さんとの信頼関係が見ていて実に微笑ましい。料理も全然できない（やらない）奥さんだったみたいだけど、一切何も言われなかったし、子供たちもそれが当然と思っている。
議会での最高裁判事審査のスピーチやその中での議員とのやり取りが出てくるんだけれど、すげー和やかでびっくりした。まあ、ドキュメンタリーのためにそういう部分だけを抽出してるんだろうけど、昨今の最高裁判事審査のテレビ中継なんて、議員からの個人攻撃がすごくて、吊るし上げみたいな感じになってるので、ＲＢＧの指名時、保守系議員もちゃんと話を聞いてる、ってのが新鮮だった。
まあね、今のアメリカは議会じゃなく、大統領が任命する判事で構成される最高裁が政治を決めるようになってしまったからなあ。保守 v. 革新が自分の気に入る判事を最高裁に入れることに必死。
それにしても、ＲＢＧが出色なのはわかるが、最高裁判事のドキュメンタリーができるってすごいなあ。日本の最高裁なんて判事が何人かもしらないし、そもそも誰なのかもしらないのに・・・
