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怪談新耳袋Gメン 冒険編 後編のhorahukiのレビュー・感想・評価

3.0
心霊スポットでおっさんたち(耳袋Gメン)がイチャイチャしながら楽しそうに肝試しをする心霊ドキュメンタリーの後編。

夏のホラー秘宝まつり2018公開作です。
前編を見たのでついでに後編も!前編後編ってなってますが、何かストーリーがあるわけじゃなくて、場所だけ変えて今回もおっさんたちがイチャイチャしたり、悪ふざけしながら肝試しやってます。

1つ目:5つの心霊スポットが密集する岬
無縁仏のお墓、トイレ、灯台、砲台跡、トンネルの5ヶ所の心霊スポットにそれぞれGメンを1人ずつ配置。カメラを持ったGメンがカメラをバトン代わりにして1箇所ずつ周り、それぞれのポイントでミッションを課せられるという心霊駅伝なる謎企画で肝試し。

無縁仏を延々と罵倒し続けたり、目隠ししたまま便座に座ってひとりで自己紹介したり、灯台をバックに市松人形と記念撮影したり、砲台跡で兵隊の霊と酒を飲み交わしたり、トンネルで風船割ったりとアホみたいなことやって大盛り上がり。絶対やりたくないけど、楽しそう(笑)

2つ目:全長1.4キロからなる5つのトンネル
木原浩勝氏から預かった霊を呼び寄せるヤバイ箱を仕込んで、5つ並んだトンネル(全長1.4キロ)を1人ずつ往復する肝試し。

まさかの山崎圭司氏参戦(笑)でもよっぽど面白くなかったのか、ほぼほぼカット。結局自分の著書の宣伝しかしてないというね…何しに来たん(笑)それにしても、真っ暗なトンネルをひとりで往復3キロ歩くわけだからめっちゃ
怖いよね。変な呪具っぽいの使ってるし。私は絶対できないわ…。

3つ目:標高2000m以上の山頂にある山小屋
険しい山を登ったところにある今にも崩れそうなボロい小屋に機材運んで一晩お泊り。そこで外に霊を呼び寄せる箱置いて、市松人形逆さに吊るして百物語。

途中までは登山ドキュメンタリー(笑)おっさんたちがハァハァ言いながら、かなりキツそうな山を登っていくだけのシーンが続いて、これ何の映画だっけ?と思い始めたところで小屋到着。そこで百物語始めるんだけど、良くそんなに怪談話持ってるな〜。さすがGメンは伊達じゃない!

前編後編通して、怪奇現象が撮れたのかどうかは良くわかんないけど、和気藹々とおっさんたちが楽しそうに、そしてめちゃくちゃ怖がりながら肝試しするのが面白かったです。来年もやるんならまた見にいくかも(笑)
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