アキラナウェイ

マイル22のアキラナウェイのレビュー・感想・評価

マイル22(2018年製作の映画)
3.9
映画の日、2/1に仕事を終えて映画館にGO!

マーク・ウォールバーグとピーター・バーグ監督、4度目のタッグ!しかし今回は実話じゃない。実話じゃないけど、アクションはリアル!見応え十分で大満足!

世界を揺るがす危険物質"セシウム"が盗まれた。行方を知る重要参考人はアメリカへの亡命を求めている。その"小包"を移送機の待機場所までの22マイル(35.4Km)先まで送り届ける為、シルバ(マーク・ウォルバーグ)らCIAの特殊部隊は東南アジアの国家インドカーの街を奔走する。

最強の地上部隊×完璧な頭脳チーム

シルバら最強の地上部隊を指揮するのは、名優ジョン・マルコヴィッチ演じるビショップら完璧な頭脳チーム。街中の監視カメラとドローンの空撮映像から的確な指示を送る。

いや待て!
ジョン・マルコヴィッチに髪がある!!
違和感があり過ぎて話が頭に入ってこないよ。

特殊部隊"オーバーウォッチ"は本作の架空組織だが、要はミッション:インポッシブルのIMFと同様で、工作員が死亡、拘束された時当局は一切関知しない。エンターテイメントに徹するM:iと質感こそ違うものの本質は同じ。

そして、本作で度肝を抜かれたのは"小包"役のイコ・ウワイス!!

誰ですか、彼は?
めちゃんこつおいんですけど?
ふむふむ、「ザ・レイド」シリーズを観ると良い訳ですな。

超絶アクションにアドレナリンぶしゃーー!!!
いや彼に護衛は必要ないよ(小声)。

市街地での銃撃戦、狭いアパートでの格闘戦がリアル!!

頭の回転が早過ぎて、常時早口で捲し立てるシルバ。これは普段のマーク・ウォルバーグが演じるキャラクターとは一味違って新鮮!

今回ピーター・バーグが描くのは、戦場の外で起きている戦争。

テロを防ごうとする愛国者達もまた命を捧げる。
手に手榴弾を握り、相手も巻き添えにして。
その姿を見て、色々と考えさせられてしまう。

この辺りの描き方がピーター・バーグらしい。

最強イコさんとマルコヴィッチの生え際とウォルバーグの早口を堪能する95分。

それにしても、これ系の映画観た帰り道は特殊部隊になりきって早足で帰るとか、電車の中で怪しい人探したり、影響受け過ぎ。