マイル22の作品情報・感想・評価

「マイル22」に投稿された感想・評価

シュウ

シュウの感想・評価

3.6

このレビューはネタバレを含みます

硬派なアクションだけかと思いきや…な映画。
ピーター・バーグ×マーク・ウォルバーグと来れば頭空っぽでそれこそ「バトルシップ」みたいなもんか、「パトリオット・デイ」みたいなシリアス系だと思ってかかったら、完全にうまく裏をかかれた気分。

CIAの極秘部隊に所属するジェームズ・シルヴァ(マーク・ウォルバーグ)は、ロシアのFSBが強奪したセシウムを追ってチーム総動員で動いていた。
しかしまるで手掛かりは見つからず、東南アジアにあるという情報提供をもとに向かってもガセネタを掴まされて、完全にお手上げ状態。
そんな中、東南アジアのインドカーのアメリカ大使館に突然情報提供者が亡命を申し出る。
情報提供者で地元警官のリー・ノア(イコ・ウワイス)はセシウムの所在を知っているということだが、その前にアメリカの亡命を確約してほしいということだった。
シルヴァは半信半疑だったが、隊員のアリス・カー(ローレン・コーハン)の情報提供者であったこと、そしてセシウムの一部の所在に関しての情報は本物だったことから、彼をインドカー政府に引き渡さず米国へ亡命させることを決定する。
だが、大きな問題が一つ。
亡命のための飛行機が着陸する空港は22マイル先で駐機する時間も10分だけ、さらにその道中で攻撃を受けることは免れない。
そしてリーの持ってきたセシウムの所在が入ったデータは時間経過で消えてしまう。
シルヴァは万全を期すため、司令部の“オーバーウォッチ”と連携してリーの護送を始める。


ポスターやら予告編やらからずいぶんと派手なアクションものだなあとは思ってたけど、蓋を開けてみてもやっぱりド派手なアクションもの。
「ザ・レイド」のイコ・ウワイスとロンダ・ラウジーがキャストにいる時点で期待値はマックスだったけど、その期待に負けないぐらいに良いアクションを見せてくれた。
22マイル先にイコ・ウワイス演じるリーを護送するわけだけど、秘密部隊を引きずり出すためといっても、手錠付けたまま2人ボコボコにできるぐらいに強かったら本当に守る必要があるのかってなるぐらいに頼もしい。
というか、主人公はもうイコ・ウワイスの方で良いんじゃないかな。
ロンダ・ラウジーも出番は多くはなかったけど、片手で大の男を投げ飛ばしたりしてるし、戦い方がロック様みたいな方向になっててとてもよかった。
最近はあんまりアクション映画に出てなかったからどうしてるのかと思ってたけど、WWEとかに出てたりで格闘家としての本業に力を入れてるみたい。

とにかく意外だったのは、この映画がいわゆるどんでん返し系の映画だったこと。
途中で挟まるロシア高官のシーンも最初は不思議には思ってたけど、単純に敵側の黒幕なんだろうというミスリードに自分は見事に引っかかってしまった。
まあ確かに映画館のポスターには”あなたは絶対騙される”とかなんとかそういう宣伝コピーはあったけど、どうせちょっと誇張した表現だろうと高を括ってたから見事に騙された。
ああいう宣伝コピーがあったら余計に騙されないだろってつくづく思ってたけど、まさかそもそも信用してないから騙されるとは自分でも笑ってしまう。
監督のピーター・バーグはあまりこういうストーリーの妙で評価を受けるイメージじゃなかったから素直にすごいと思ったんだけど、肝心のこの映画の評価がそんなに芳しくないのは少し残念。
そこまで良くないっていう理由も確かに分からなくはないんですけどね…
離婚アプリっていう聞きなれないワードが出てきた。

指鉄砲からのドローン空爆の爽快さ、流石アメリカはこうでねーとな!!!!
という感じが面白かっです。

ローレン・コーハン演じた、母は強しな場面がサイコーだった。一対一での格闘に一番熱が入っていた。握った破片から滴る血よ。

ただ全編がチャカチャカ編集で見辛い。不規則でリズムが合わない。冒頭の作戦シーンからしてカットの割り方が乱雑で見辛い。道路での銃撃シーンなど、人物の位置関係がグチャグチャ。監視カメラやドローンや衛星など外部の俯瞰した映像で状況把握させようとするが、まるで寄与してない。

裏取りして相手が気づかないまま四角から全員を射殺するという、ゲームとかでやると大変気持ちの良い場面なんだけど、どういう経路を辿って裏取りしたのか全く分からないのが難点。いつのまにか過ぎる。

オープニングの映像で語られるマーク・ウォールバーグの説明のどうでもよさ。冒頭の作戦シーンで全く主体として活躍しない役回りをさせた人物を永遠説明するってなんだろう。そして、輪ゴムを弾く音、序盤あたりの輪ゴムを弾くカットが本気で不愉快。映画のリズムが不愉快。

ぶっちゃけるとシナリオのオチに関してだけ妙に関心した映画で印象深い。アクションシーンは困った、かなり見辛くて意図が分からない。イコ・ウワイス周りの格闘は流石にマシなんだけど、それでも無駄にカットを割っているせいで身体性の面白さは減っている。

広島・長崎で落とされた原爆の被災者の写真が一瞬だけ出るんだけど、ああいう生々しい写真を映画で見た記憶があまりない、ましてやアメリカ映画で。ゴリゴリのアメリカンなピーター・バーグの映画では尚更のこと。地味に主題へ触れてる点が良かった。アメリカ自身こそが、振るった暴力に恐れていた。

しかし、「飛行機が苦手なのかな」っていう字幕のアホの子ぶりを披露したジョン・マルコビッチは何が優秀なのかまるで分からない指揮官だった。
らこ

らこの感想・評価

3.6
ローレンやっぱりかっこいい麗しい😭
観てるこっちも一緒に やられたーー!!!!!!ってなる映画
そうきたか!
あいかわらずイコがキレッキレで観てて楽しかった♪
カフェの外でマークが悪と話するときに、みんなで病名を言い合うシーンが楽しかった♪
KotA

KotAの感想・評価

5.0
ボーダーラインばりに地獄職場の映画。

社用携帯の待ち受けにしてます。
怒号が飛び交う職場で輸送ミッション!
俺も死にかけの部下にグレネードを渡せる上司になりたい。

続編求む
引き分けー!!!
HAL

HALの感想・評価

3.8
記録
アクションがとにかくすごかった。マーク ウォールバーグも癖のある役どころでおもしろかった。
実生活の職場にこの人いたら本当に嫌だな、と思うタイプの強くて頼れる機動隊隊長が主人公です。伏線回収でショックを受ける一作。女性は女性を利用することも強さに繋がるんだなと再認識するシーンがありますが、観終わったあと私は辛くなりました
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