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魂のゆくえのgolのレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
4.4
さてさて東京映画館巡り3本目です。

いやぁ、こちらもほぼ満席で、
予約無しで席が取れたのはラッキーでしたね。

ただ、右隣りの方がアンラッキー。
鑑賞中、終始ビールを呑みまくりアンド
つまみを食いまくり。
更には◯ップを出しまくりで、
画面に映し出されるシリアスさと
右隣りとのギャップがあんまりで、
なかなか映画に集中するのが
大変でした。
ダメとは決して言いませんが、
観客側の雰囲気含めての
映画鑑賞だと、個人的には思うので、
ツイてなかったな〜とw

そんな中、本日3本目という事もあり、
なかなかお疲れな中、
頑張って観ていましたが、
個人的にはこの映画が一番難しかった、、、
難しいというよりは「分からない」が正しく、
かと言って映画としてつまらない訳ではなく、
だからこそ3作の内、唯一パンフレットを購入し、あまつさえポスターまで購入に至った訳で、
もの凄い物を観た事ははっきりと分かるのに、
それが一体何なのかが説明出来ない。

いわゆるトリップムービーのように
荒唐無稽な世界観とも少し違うし、
かと言って理論立てたストーリーとも
少し違う気がする。
そして自分自身がこの映画が何なのかを
そもそもそれを求めているのか?
それすら分からないので。

考える事を放棄している訳ではなく、
あの映像、ラストまでを観た時点で、
何か解き放たれた感覚がして、
つまりは満足してしまった、
という事なんでしょう。

なので映画のレビューとしては
かなり拙くなってしまいますが、
面白い映画ではないですが、
観る前と後では何かが決定的に変わる。
それは間違いないと感じました。

ある意味酔っ払って観るというスタイルが
もしかしたら一番正しい鑑賞方法なのかもw
gol

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