いがらっしー

魂のゆくえのいがらっしーのレビュー・感想・評価

魂のゆくえ(2017年製作の映画)
3.8
イーサン・ホーク観たさに鑑賞。
アメリカ映画なんだけど、ヨーロッパ、若しくは北欧映画の様に重々しく暗い。

ニューヨーク州北部の小さな教会「ファースト・リフォームド」の牧師・トラーは、ミサに来た若い女性メアリーから、環境活動家の夫マイケルが思い悩んでいるので相談にのって欲しいと頼まれる。地球の未来に思い悩むあまり、メアリーのお腹の子を産むのに反対していることを知り、その説得をする一方で、心の底ではマイケルに共感していた。
また自分の所属する教会が、環境汚染の原因を作る大企業から巨額の支援を受けていることも知る。
本当の正義とは?
トラーの信仰心は徐々に揺らぎはじめ、聖職者としてあるまじき行動をし始める。

この地球は神のものか?
それを我々は破壊しても良いものか?
全ての事象は矛盾を孕んでいる。
人類の発展と環境破壊は常に表裏一体。
どう対処すべきか、
神すらも教えてはくれない。
いがらっしー

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