魂のゆくえの作品情報・感想・評価

上映館(7館)

「魂のゆくえ」に投稿された感想・評価

イーサン・ホークが迷える仔羊救済系だとばかり思ってただけに、2019アカデミー想定外賞待ったなし!(※あくまでもワイ調べ)
真面目過ぎるイーサン・ホークのしんどみ丸出航が止まらない、生き辛さの極みストーリーに涙不可避
煽るだけ煽ってあのオチは賛否ありそうですが、個人的にはアリ
怒りの有刺鉄線アーマーの絵面が強過ぎて、不謹慎とは思いつつ草でした
淡々とした中にも確かに残る主人公の意思。
社会と信仰、理想と現実の狭間に生きる私たちへのメッセージのようなものを感じた。
ある種、アベンジャーズやゴジラにも繋がるテーマ。
ラストの緊張感がたまらない。
pilotis

pilotisの感想・評価

3.0
何事も綺麗には行かない。
もっと理解出来ればもっと面白いのだろうけど寝落ちしてしまった…それでも話の筋は分かりやすく、宗教に疎くても観ていて飽きない。
殺風景だけど絵になる重厚な自室。
イーサン・ホークに見えない牧師(完璧)、でも最後の最後に「えっ………♡イーサン・ホーク、カッコいい…!♡」になっちゃった。ラストだけちょっとドラマチックに傾き過ぎだけど凄く好き。
【一言で言うと】
「裏切りの“信仰”」

[あらすじ]
ニューヨーク州北部にある小さな教会「ファースト・リフォームド」で牧師をしているトラーは、ミサに訪れたメアリーに環境活動家の夫マイケルについて相談したいと言われる。マイケルは地球の行く末を悲観し、妊娠中のメアリーの出産を止めようとしていた。トラーは、心の中では彼の考えに賛同しつつも、出産を受け入れるように説得する。そんな中トラーは、教会が環境汚染の元凶である大企業からの支援を受けていることを知る...。

今日で上映終了とのことなんで、滑り込みで観てきました。

信仰心とは、常に清らかさを求めなければならないのか...

とにかくイーサン・ホークの演技が途轍もなく素晴らしかったです。
彼の信仰する“対象物”が、既に穢れきった“不純物”であったら...
その中で彼の内に秘めた“慟哭”や“怒り”という信仰心からなる”感情“が、上手く体現されていと思う。

それにやはり観てて思うのは、トラー牧師があの『タクシードライバー』のトラヴィスと面影がどうも重なって見えるんですよね🤔
トラヴィスも腐れきった世の中にうんざりした挙句、あんな行動に起こした訳ですから...そう考えると、トラー牧師はトラヴィスに“なりかけた”人物なのでは...と、僕の中ではそう感じ取りました。

どう”なりかけた“ってのは、まぁお口にチャックという事で🤐

それにしてもアマンダ・セイフライドを久しぶりにスクリーンで観たような気がします😅
しかし...久しぶりに見てもやっぱ可愛いですな😍
『レ・ミゼラブル』で一目惚れして以来ずっと好きだったので...久しぶりにあんな可愛いお顔を拝めて心底嬉しいです!🥰

...まぁそんな腑抜けた面持ちをもぶっ飛ばしてくれるのがあのラストのシーンなんですけどね😏
もう軽く意味不明です。
今まで現実的なストーリーで突き進んでたのに何でこう飛躍しちゃうの!?( ゚д゚)ってくらいのぶっ飛び具合。
まぁそりゃあの“有刺鉄線”のとこなんかは、キリストが受けた拷問を体現してるって事は分かるのは分かるけど...ありゃ完全に観客に解釈を委ねてますね😓
でも嫌いではないです😌
色々な自分の解釈の仕方が持てるのでね...

とりあえず完全には分からないけど、監督が伝えたい事は何となく分かります。
神が世界を救ってくれるのか?
はたまた、神に頼らず自分で行動を起こすべきなのか?
メアリーがトラー牧師に覆いかぶさった時のように、
彼にもぼんやりとしか見えてなかった“神の怒り”がはっきりと、それに具現化されて見えたのであろう。
そんな原因を作った悪の元凶を断つべく、自身の身を滅ぼす行為に及ぶが...

彼は、純潔なる自殺志願者だ。

彼に病魔が刻々と迫るように、

地球にも、刻々と“病魔”が迫っている。

自らの“魂”を捧げるこの私を、

神は赦してくれるのであろうか?

“環境保護”という名のテロリズム。

自ら改革を起こす者が糾弾されるこの時代に、

一人でも多く、行動を起こす人が出てほしい。

未来に生きる君達が、地球を“延命”させる鍵なのだから...
Michelle

Michelleの感想・評価

3.5
人間の愚かさと救いの話
さち

さちの感想・評価

4.3
畳み掛けるラストの展開に正直気持ちがついて行かなかった〜💦なのでストーリーというより衝撃度の印象のが強い。
でも最後の最後の展開をどう解釈するか、色々な見解がありそうで加点。

ポール・シュレイダー監督が牧師さん目指してたって聞いて妙に納得。
同じくスタンダードサイズの画面で宗教を扱った
「僕はイエス様が嫌い」があまりに幼かったので、こちらがずいぶん重厚に感じられました。

途中までブレッソンの「田舎司祭の日記」かベルイマン「冬の光」ドライヤー「奇跡」かと思わせたが、最後はやっぱり「タクシー・ドライバー」のポール・シュレーダーでした。
本日3作品目ということで、少々お疲れ気味か眠気との闘いであった。

牧師が主人公なんだけど、環境汚染にこだわる鬱男性が自殺してしまうあたりから、闇に向かって走りだしたようです。

自分が所属するメガチャーチをぶっ飛ばそうと図るが、そこに自殺した鬱男性の妻がやってきて…。

3本目は分かりやすい作品にすべきでした。

CINEX
2019年劇場鑑賞 35本目
ちゅどーん!溜まり溜まった感情が最後の最後に大爆発!なんだか凄いぞ。
息子をイラク戦争で失ったイーサン・ホーク演じる牧師。メガチャーチの支援もあって小さな歴史ある教会に努めることに。
しかし、過激な環境保護団体に所属している鬱気味の男、そしてその奥さんの相談を受けるうちに彼の心境が少しずつ変化していく。
信仰心が薄れていく時代にあって、宗教も資本主義の大波に飲み込まれていく現状。ガンに侵され、徐々に弱っていく中、冷静で落ち着いていたはずのイーサン・ホークの表情がみるみるうちに攻撃的で怒りに満ちた表情に変わっていく!危ない!そして痛そう!もはや歩く時限爆弾!うわぁ!
しかし結末は少し不思議な方向に…彼の強烈な感情は地球へ、いや宇宙全体に向けて爆発する!タルコフスキーやブレッソン(ブレッソンは見たことないです…見なきゃな)の影響を受けた、古いけどもなんだか実験的な映画!でも痛い!痛い痛い!
今まですがって生きていたものに、ある種裏切られた男がどんどんとんでもない方向に進んでいく。
心が弱っている時にとんでもない思考回路にはまっていくっていうのはよくわかるなと。
最後の終わり方が唐突すぎて意表をつかれた感。


アメリカの宗教だったり、教会だったりを取り巻く環境については全く詳しくないのでたぶん間違った解釈をしているかもだけど。
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