魂のゆくえの作品情報・感想・評価 - 4ページ目

上映館(6館)

「魂のゆくえ」に投稿された感想・評価

抑制しているのと、そもそも撮れないのが半々か。2人が重なるところで落ちる髪は良かったけど、それなら最後グラスを落とすのだってもっと劇的でいいのに。ドア開けて閉めてとかは、ちょっとわざとらしい。逆に、葬儀の間抜けさとかは良かったけどね。

途中までは、涙ぐんだりもしていたけど、だんだんと落ち着いてくる。

とはいえ、ドッグウィル的なカタルシスでまとめられたりしなくて、少しホッとした部分もあった。

信仰について考えるとき、自分に閉じて考えるなら、あのアマンダさんが言っていた、確か「小さい頃から教会に通っていた。だから知らないところに行くと、必ず教会に入る、なんとなく安心する気がする」というようなことを言っていて、自分も欧州に行くと、キリスト教でもないけれど、それにすごく近い感じになる。

そういう向き合い方なら、帰ってこれる場所になりえるなと思うことだった。

しかし、映像が本当に自分が人んちに行った時みたいなリアリティが感じられて、びっくり。欧州で人の家にお邪魔する時は、たいてい雨か曇りだったのかもしれない、というようなことを思い出した。

それにしても、神父と夫の掛け合いが、露悪的な自分と友達とのやりとりみたいで身につまされた。
Kaorunn

Kaorunnの感想・評価

3.0
うーん、暗くて、鬱々としていて、キリスト教の概念が強い。クリスチャンなら色々共感出来るの?
男の願望物語みたいにも見えて、東野圭吾感。女にはわからないな。
体調の悪いおじさんが犯罪と向き合う2時間なので実質Guilty(そんなことはないです)

生死(死→生、生→死)、大小(個人→地球、教団→牧師)、希望絶望のモチーフが重奏的に繰り返されるタクシードライバーという表現が正しいんだと思う。

希望と絶望は常に共にあって、選択するしかないんだけど、選択が正しいか、正しかったかなんて誰も教えてくれないからみんな病んでるし救いを求めてるんやろうなあ

魂のゆくえ/くるり
https://open.spotify.com/track/1MUrtg539BiUCwSdvWKU74?si=MwGgZUPKSQeEaz5VyCdVRg
okimee

okimeeの感想・評価

3.7
タクシードライバーによく似ている。
気付かないうちに侵食されている思想・魂。

ラストカットは、真っ白い背中に血が滲んでほしかったけど、あれは真っ白いままが良いのかな?
難しくてあまり理解できてない。
246

246の感想・評価

3.3
キリスト教に見識がないといまいち理解できないのかなと感じた。
あやき

あやきの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

2019/6/22鑑賞
予告から既に不穏な雰囲気が漂ってて、本編中の音楽も展開が進むにつれ不穏さが増していき、信仰が揺らいでいくイーサンの姿を見てこれ以上そっちの闇に堕ちてはダメだぞ…!という思いで観てたのに唐突で且つ意外な結末。宗教的な内容に関しては正直疎いけど、あの結末を知ってしまうと(どちらかと言えば)今作は好きだなーとちょっと思えてくる…正直こういう映画って集中力切れそうって観る前まで思ってたけど最後まで飽きない内容だった。
教会との関係性、メアリーとマイケルの夫婦、明らかにストレスとなりつつある250周年記念式典、息子の死、という要素を抱えて生きるトラー。環境活動家だったマイケルの死を機に一気に心情が変化する姿が魅力的だった…そもそもイーサンが聖職者の役としてあの衣装を身に纏ってるだけでもポイント高い…追い討ちをかけるかの如くクライマックスの有刺鉄線プレイ…!最高。イーサンはホントに美人だったなぁ…

約20年振りに自転車に乗ったトラー牧師に補助輪を付けてあげたい人生だった…長い裾が引っかからないか超無駄に心配してた人

このレビューはネタバレを含みます

キリスト教には詳しくないですが、楽しめました。環境破壊を憂う正論と、理屈にならない人間らしさとのバランスを考えさせられました。ハラハラしたり、不安になるシーンが多かったです。

このレビューはネタバレを含みます


最後のシーンでアマンダがトラー牧師のことをアーネストとファーストネームで呼んだ時、あれっ?この二人そんな関係だったのかなと思った。そして記憶は遡り二人の密着遊泳飛行のシーンへ。あれはそういう意味だったのか?そもそも妊婦がうつ伏せの状態で見つめ合うなんていう姿勢は無理である。それともトラーはあそこから精神がおかしくなってしまっていたのかもしれない。

後から知ったのだがアマンダは本当に妊娠中だったらしい。

このレビューはネタバレを含みます

【回って回って回る夢想花】

最近、気分悪いし吐くし血尿・血便も出るし酒量も増えたしとにかく調子最悪。これはきっとヤバいやつ、間違いなく胃がんだな、よっしゃ自爆ベストで教会もろとも木っ端微塵だ!!知事も、うちの宗派の不誠実な上司も、その大スポンサーである環境破壊企業のオーナーも、みーんなまとめて吹っ飛ばーす! !え。なんでなんで? あの娘来ちゃったの? 来るなってあれほど言ったじゃん!! うわーまいったなまいったどうしよ、という映画。
これだけ書くとバカな青年の話みたいだけど、実際は苦み走った陰惨、いやイーサン・ホークが演じる50男、トラー牧師。もともと、告解の代わりに1年間日記を書いて最後にそれを捨てようとか、かなり鬱屈した人生をおくっていたけど、環境保護にはまった上に未亡人とできて(?)しまう。
最後は自爆をあきらめ、イバラの代わりに有刺鉄線を体に巻き、結局は未亡人と一緒にぐるぐるするのだが、彼女は彼の体に巻かれたバラ線で傷ついたりしない。つまりは、そういうことだ。ポール・シュレーダーの趣味丸出し、であり、あとはそれに付き合うかどうか、という誠に勝手な話であり、結局はとても面白い。
これ、もしガンじゃなかったら「ガルヴェストン」だよなって。とにかくみんな再検査は早く受けような!
120