らもちー

孤狼の血 LEVEL2のらもちーのネタバレレビュー・内容・結末

孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

退屈せず見終わったけど前作が良すぎただけに期待も高くて、そのせいか思ったより興奮せず終わってしまった。

前作ではヤクザの組織感だったり心に残るかっこいいシーンだったり松坂桃李が演じる新米刑事の成長だったり盛りだくさんだったけど、今回は松坂桃李の動きにばかりスポットが当たっていて他がなんかイマイチだったように感じたし、スパイの死に方もかなり想像通りのタイミングで想像通り死んであまりグッと来なかった。ウエハラの幼少期の回想シーンは映像がスタジオ感が強くてイマイチ乗り切れなかった。ラストの方のカチコミもカーチェイスもイマイチぱっとしなかったな、画面が暗すぎるのかな、なんでだろ。
公安のおっさんがスパイだったのはびっくりした。ラストで公安のオッサンが死んだのは単なる事故?姉ちゃんが意味深に角から出てきたのは偶然なのか?

あまりよくわかってないけど起承転結書いとくか……


広島市で1人のヤクザ、ウエハラが出所するところから物語は始まる。ウエハラは刑務所の警察に散々殴られた腹いせにその警察の妹でありピアノ講師の女を殺害。


ピアノ講師殺害事件の走査に日岡が名指しされる。走査線上にウエハラが浮かぶが物証がないので捕まえられない。元々ヤクザの抗争を防ぐためにもウエハラを捕まえたい日岡はスパイを使ってウエハラの動向を探る。しかしスパイ活動はウエハラにバレる。それは日頃から日岡をマークしていた何者かによってバラされることになる。そのせいでスパイは死に、日岡もウエハラにボコボコにされる。


そんな中新聞記者は日岡に「ウエハラ曰くピアノ講師殺害には証拠隠滅はなかった。県警の上層部が日岡が邪魔で弱みを握るためにウエハラを野放しにして広島を昭和に戻そうしているんじゃないのか(?)」みたいなことを伝え、日岡が調べるとどうもその通りで、日岡は県警への仕返し(?)として新聞記者に県警の証拠隠蔽の話をリーク。またペアを組んでるオッサンに3年前の呉原抗争の話を暴露し現状の打開策を共に考える。でもそのオッサンは実は裏で県警上層部と繋がっていて呉原抗争の話を録音し上層部に渡していた。
日岡は新聞記者に証拠隠蔽のリークをしたことで県警に捕まるがそこでウエハラがカチコミに向かった情報を聞き、日岡は捕まっていたビルから飛び降り現場に直行。


ウエハラは待ってましたとばかりに日岡を誘い出しタイマン、死闘の末ウエハラは日岡に射殺される。

余韻
日岡は田舎の駐在所勤務の平警察に配置転換され、そこで絶滅したはずのオオカミ(日岡の権化?)を目にし追いかける。


あ、ウエハラじゃなくて上林か。
らもちー

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