大野

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search/サーチ(2018年製作の映画)
4.2
頭から最後まで、
PC画面の映像を繋げたスタイルだったと、
後から気づいて驚き。
こんな自然な作りにできるものなのか。

伏線の張り方もすげー上手い。
ずる賢かったり、あからさまな伏線じゃない。
誰もがやられたー!ってなる伏線。

刑事の息子が部屋覗いてきた時の、
「行って、大丈夫だから」が、
後から一番マジかーってなったw

親子愛含め、
あらゆる内容が最後全て繋がって、
綺麗にまとまってるのも好感触。

ポケモンの特性まで組み込んであったとは恐れ入った。
マーゴット = ユクシー「記憶を削除する」
刑事の息子 = カクレオン「身代わりが使える」

サブストーリー?として、
宇宙人がどうのっていうのも、
画面の端々で展開されていたらしい。

他にも伏線や小ネタが大量に入ってるようで、
その中でも一番面白かったのを一つ紹介。

デビットのメールボックスに、
脚本家のセヴからのメールで、
犯人は〇〇だよって、
名前やアカウント名が公開されていたらしい。笑

友人の手のひら返しもリアルだったな。
何を信用して良いのかわからなくなる映画でもあり、
自分で考えて調べることが、
いかに大事かを知る映画でもあった。

ガバいパスワードで命拾いする稀有な例。笑
大野

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