手掛かりも、真実も、広大な情報の海の中に…
ほぼ全編パソコン画面やフェイスタイムの映像を駆使して描かれるサスペンス。想像以上にハラハラしたし、良い話でもあった。思わぬ良作( ^ω^ )
◎ストーリー
母を亡くし、娘のマーゴットと二人暮らしのデイヴィット。娘に変わらぬ愛を注ぎ、親子関係も良好だと思っていた。しかしある日、不在着信を最後にマーゴットが行方不明に。知り合いや警察に捜査を依頼するも、デイヴィットは娘の友達も趣味も、何も知らないことに気付く。そんな彼が泣きついたのは巷に溢れるSNSだった…
とにかくパソコン画面で展開するストーリーが新鮮！小気味好いクリック音とかタイプ音は意外にも耳に心地よいし、ザラザラしたテレビ電話の映像も逆にリアルで良い。
SNSを通して明らかになっていく娘の姿を、動揺する父親や周りの人の目線からスリリングに映し出されます。二転三転とストーリーが運びますし、もどかしさや不審点も盛りだくさんで最後まで飽きないです。
SNSのリプライ、迷惑メール、アイコン、全てに事件の手掛かりが隠されている。現代社会の怖さや、希薄な人間関係を垣間見るとともに、様々な方で親の子に対する愛もテーマやったように感じました。
主演の俳優さんは、「スタートレック」のあの黄色服のアジア人です！今作では普通のお父さんを熱演してました( ^ω^ )
とにかく続きが気になり、事件の真相が知りたいという好奇心がくすぐられる見せ方のとても上手い作品。ただ嫌な感じで終わらないあたりも好印象てした！
2018年劇場鑑賞63作目
