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search/サーチのmsyのネタバレレビュー・内容・結末

search/サーチ(2018年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

受験、就職、転職、結婚、離婚、子育て、
入院、介護、終活。
人生のあらゆるタイミングで
私たちはPCに向かってサーチする。

それが娘の命がかかった一大事で
本気を出した父親の手にかかれば
目の前にいない人の姿を
ここまであぶり出すツールになるという話。
昔は刑事ドラマで捜査は足で稼げって
言うてましたけど。

全編PC画面の映像っていうアイデアを、
娘失踪という設定に展開したのがもう
すごい面白かったです。
娘世代と親世代のギャップがいいスパイス。
点滅して動かないカーソルが
もどかしい捜査状況を物語る。

防犯カメラを置かざるを得ない出来事が
起こったり
視聴者の動画提供であったり、
ありとあらゆるレンズが父の奮闘する姿を
記録する。
ネット民にはバカ親と罵られたり
片やベストファーザー賞を授けられたりして
見てるだけで心が散り散りになりそう。

FaceTime使ったことないし
個人の電話番号に辿り着く仕組みとかは
分からんかったですけど。

二転三転、サスペンスとして大満足だし
何よりラストのPC壁紙。

ちょっと前に娘が惨殺される悲しい悲しい
ハードボイルドな映画を観ただけに
本作のエンディングは本当に嬉しかった。
終わりよければ全て良し、
若い女の子がポッチャリしてて
お肌プリプリで笑顔満開。
本当に良かった。涙涙でした。

求めよさらば与えられん。
信仰を試すこの言葉は、
スキル磨いてサーチガンバッテ!に
意味が変わってきているのかも。
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