これは、すごかった。期待の三倍は面白かった。(どんな期待)
この映画の本当の特徴は、全編PC画面ということではなく、プロットの面白さにある。
ずっとPC画面で飽きないか?とか思ったがそんなことなかった。いまやPCってなんでも写せるもんねー
PCでできることをうまく利用してた。なんで自分映しっぱなしなの?とか他にもきになる突っ込みどころはあったけど、そんなのどうでもいいくらい、ちゃんと話が作られてた。
主人公一家がアジア系の人たちで、娘の写真に共感しやすかった部分があったなあ。
グロさ、なし
エロさ、なし
画面の閉塞感、なし
人間のリアルな汚さ、あります
サスペンスの満足度、あります
結末、ないしょ
興味のある人は、とりあえず時間のあるときに10分だけ再生してみて欲しい。注意、途中で残り時間は確認しないでください。
【以下ネタバレあり】
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PCがプライバシー持ちすぎな件や、なりすまし、事件の被害者叩き、被害者には友達が増える件、「いい人だったのに、、」と言われる件。被害者には友達がたくさんいるんだなと思う。社会一般にあるさまざまなモヤモヤがいいバランスで盛り込まれてた。
父親は、余計なことをしてしまったかのようでも、実は真相に近づいていた。
オープニングムービーや、カーソルの動きで表す心の動きが、すごく分かりやすかった。動物やロボットを通して感情移入することは過去にあったけど、カーソルで心情を感じとるというのは、新しかったなあ笑
『母なる証明』だったなあ
《2020:51》