外食産業の風雲児、DDホールディングス代表の松村厚久さんを映すドキュメンタリー。
いきなり奥山和由監督がスクリーンに登場。しかも、この映画でやりたいことを語る。ドキュメンタリー作品の中に監督がキャストとして登場して、作品の目指すところを語るってどういうことなの。
"制作・宣伝・興行すべての手法において、今までにあり得ない映画を創ることをコンセプトとした「フリーシネマプロジェクト」の第1弾作品"とのこと。確かにあり得ない。監督自身が言葉で語るのではなく、映像で表現してほしかった。だって、それが映画じゃないの。
観客それぞれが観て受け取ったものを出発点として想像し考える自由を奪っている。
映画を否定し、観客を馬鹿にするのはやめてほしい。