このレビューはネタバレを含みます
音楽がすごい好きだった。大人の少し重い雰囲気が、所々でちょうどいい感じで緩和されていて、全体的に重くなりすぎず、かと言って軽くもなりすぎず、物語の魅力を別の側面から引き出していたように思う。
子供を撮るのが是枝監督は上手いとよく言われるけど、あんまり自分はよくわかんなくて、、でもこの映画ではそれがとてもよく感じた。
角度とか、カメラの動かし方とか、音楽のチョイスとか、物語の中における子供の役割とか、どれも魅力があった。
所々語られるけど、サラの存在が若干はっきりしない。良いライバル的な存在だったのかな。はっきりとさせないのは多分意図的な感じもする。そのほうがこの作品に合ってる。
サラおばさんって言ってたから、姉妹だったのかな。でも友達とも言ってるから、家族ではない？
カトリーヌ・ドヌーヴやジュリエット・ビノシュはさすがですね。。。うまい。。もはや演技してる感じないですわ。。特にドヌーブ。。ビノシュはとてもよく練られてて、限りなく真実に近づいている感じの演技。。ドヌーブは役作りなんてしてないけど、なぜかやれてる感じ。。ここまでのレベル行くと、どうやってるのかわかんないな。。
個人的にそんなに邦画感なかったので、もっと是枝監督こういう海外の企画やってほしい。
