"ボッチ・サバイバー"
元カノのアパートへ忘れ物を取りに来た主人公。ついウトウトと寝入ってしまい、翌朝気がつくと何と外はゾンビだらけ!
外は危険と判断した彼は安全なアパート内に籠城することにしたが…。
めちゃくちゃマイナーなゾンビ映画。
アパートに籠城するという設定はNetflixの『#生きている』という、これまたマイナーなゾンビ映画に似ている。
とにかく、主人公がボッチなため、ほとんどセリフもないし、籠城してるだけなので絵面も地味。
しかもゾンビまで無口。「ウーッ」とか「ア…アア…」みたいな呻き声すらない。ただ口をパクパクしてるだけ…。
とはいえ、外はゾンビだらけということを考慮して、ある程度生き抜ける食料や生活基盤があるとすれば、今作の主人公のように籠城するのが意外とリアルなのかもしれないと思ったり。
しかし、どんなにボッチでお気楽生活を満喫していても、人恋しくなるのは当たり前。
やはり1人ではストレスに悩まされるし、段々と気が狂いそうになってくる。
この主人公の状況はリアルで今の僕らと重なる。
今作のようにゾンビだらけの世界ですら、最終的には外に出ようと思ってしまう訳で。
だとすればコロナだから、とにかく家にいろっていうのもやっぱり難しいですよね…。